効かせるトレーニングって、軽くして回数やることなのか?

ボディメイク系?この括りがいいのかわからないが、よく効かせるトレーニングと言う言葉を使う。

大半の人は、いいフォームという事を言いたいんだろうと思う。それか軽いものをたくさん使うか。

ただ、軽くして丁寧に行う事が効かせるトレーニングだとしたら、僕はあんまりやらないでいい気がする。

特に効かせるトレーニングを、トレーニング中上級者がやる必要があるのか?というのは最近すごく考える。

初心者は是非やってほしい効かせるトレーニング

軽い重量で、しっかりと。
これはトレーニングを始めたばかりの人は是非やった方がいいと思う。
特に背中のトレーニングなんかは分かりにくいことが多いので、フォームを作り込むと言う意味でも大事だと思う。

ただ、回数や“効き”にこだわりすぎると、初心者ボーナス(神経適応の速さ)が使えない場合があるのでバランスは大事だと思う。

そもそも、効かせるというのを過剰に意識するとトレーニングが偏る。

効かせようとすると結果コンセントリック種目ばかりになる


これは、ぼくの偏見ではあるが負荷のかかるポイントでばかり動かして結果どの種目もコンセントリック種目みたいになっている人がいる。
確かに効いている、でもそれはきっと力んで動いている。だから、僕の中ではなんか違う。

正しいポイントで負荷がかかる、と言うのが効かせるトレーニングだと思うし、結果効いてるトレーニングだと思う。

軽くして、たくさんやるのは正直メイン種目としては必要ない気がしている。

中上級者は、メインセットで効かせるトレーニングをやる意味があまり見えない。

たまに大会前に効かせるトレーニングに移行して、仕上がりがガリガリになってる人を見る。

摂取カロリーが過剰にマイナスになっているとかもあるだろうけど、トレーニングボリュームが激減したのでは?とも思う。

いくら筋肉に効いてるからといっても、物理負荷と乳酸等々のケミカルな負荷は分けて考える方がいいと思う。

ケミカルな負荷も大事だけど、トレーニングボリューム(ここでは総重量)が減ってしまっては話にならないし、8〜10回の負荷と15〜20回の負荷では参加筋群も変わるのではないか?

その結果、今までとトレーニング負荷が変わるので筋肉が痩せてしまうのでは?と予想している。

回数たくさんやる方が仕上がりがいいとかあるだろうけど、正直仕上がりがいい人はトレーニング量がそもそも違う。そんな気がする。

じゃあ効かせるトレーニングはいつするのか?

個人的には、締めだけでいいと思う。
メインの重いトレーニングを行ったあとに、効かせるトレーニングで気になるところに刺激を入れる。

トレーニング内容によって負荷のかかり方が変わるのであれば、効かせるトレーニングも使うタイミング次第でプラスになると思う。

ただ、全部が全部効かせてないといけないのか?というというのが僕は疑問である。

トレーニング法は適材適所で選んでいきたい。

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