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運動が楽しいと感じてもらうために。
パーソナルトレーニングってどんな人が受けるの?
わりと聞かれるし、実際気になっている人は多いはず。僕個人が見ている方の傾向として、今一番多い人が、
学生時代は運動部ではなかった人・運動経験が少ない人
である。
イメージ的には運動している人が受けそうな気もする。
しかし、フィットネスクラブに来る人で意外と多いのが社会人になって運動した方がいいのでは?と漠然と感じて会員になる人が多いということだ。
まぁ、なんとなくわかる気がする。体力の低下って、思っているよりも急に来る。
でも、僕がもし違う仕事をしていたら・・・多分ジムには行かない気がする。自分で何かできると思って、運動をしない日を過ごしているような気がするから。
またここは分けて考えておきたいのだが、学生時代運動をあまりしていないのは、運動が嫌いだからではなく、実際は体育の授業が嫌いなだけで運動に関しては関心が高い人が多いのである。
強制・比較される経験は物事から遠ざける。
少し僕の話を。
僕は体育はそこまで困るようなタイプではなかったし、運動神経は悪くない。でも、正直一つのものを突き詰めるのが得意ではなかったのでサッカーのクラブチームの中ではきっと下手な方であった。
サッカーをする事が楽しい、みんなと何かしているのが楽しいと思った延長でクラブチームにいた僕はプレーヤーとしては伸びませんでした。
今思うと、僕はアクティビティとしてサッカーが好きだったので、勝ちたい選手やコーチとはきっと温度差はあったと思う。
当時はよく分かってなかったけど、コーチってすごかったなーと指導側に回って気づいた事が多かった。強制しているつもりはないのだろうけど、何か言われると運動を楽しむことよりもそこで怒られないことにシフトしてしまうので何か大事なことに気がつけないことが多かったと思う。
そんな、クラブチームの3年間の思い出があって、僕は高校ではクラブチームではなく部活に入り、専門学校ではサッカーをしなかった。
多分、サッカーが好きなのではなく体を動かす事が好きなのに気がついたんだと思う。
教える側に回って気がつく、一生懸命のワナ
トレーナーとしてキャリアを始めたときに、一番最初に見たのがダイエットだった。当時も今もダイエットは人気であり、したい人も多かった。
しかし、教える側になって再度悩む。
一生懸命してるのに、いうことを聞いてくれない。
言うことを聞いてくれないって思考がちょっと問題ですが・・・なぜうまくいかないんだろう?とはいつも思ってました。
こういうのって多分、トレーナーに限らずなんですが、実際とのギャップに悩まされると思う。相手の目標の為の話なのに、相手が関心を持ってくれない。わかりましたと言いながらやってくれない。
なんでだろう?
今ならわかります。
僕のセッションが面白くなかったんだと。
運動は自らが取り組みたいと思ってからが、楽しくなる。
今僕のセッションが大きく変わったのかわかりませんが、心掛けていることとしては、
①やらされ感があっても、楽しくしてもらう努力をする。
②なんでもいいから、セッション中に少しでも興味を持って帰ってもらう
の、2点。
まずは、本人のニーズに合わせます。
その中で本人に必要であれば追い込むし、やりたくないのであればやりません。
(結果を放棄しているというわけではないです。)
仕事だし、お金もらってるしというのは絶対あるので無責任なことはしてはいけませんが、ある程度遊びがないとコミュニケーションもそうだし、楽しさが生まれないと思ってます。
そもそも、やらされていることは身にならないし結果が出ても継続につながらない。それは習慣化、ということも同じです。
運動でもなんでも目標設定するときは、比較や評価することは大切ですが、何と比較していくのか?と言う事をきちんと伝えていければ、きっと相手も自分の事だと思って応えてくれる。
運動って、やれば結果につながるので楽しんでもらえる。
運動って大事だし楽しいと思ってもらえるように、僕はこの事に気をつけて指導したい。
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