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施設内容よりも、人とつながることを。

最近、フィットネスクラブのニュースを目にする。

コロナで仕方ないことも多いかと思うが、それでも苦しさあふれる対策が目立つ。ただ、個人的に感じていることをつらつらと書きたいと思う。

サービス面の低下が目立つ施設

経営面でまず減らしたい所が人件費。実際多くのリストラや早期退職希望の募集が目立つ。

それだけコロナが与えた影響は大きいし、しわ寄せが来ている気がする。でも多くのスポーツジムの値上げ、新たなコンテンツを発表しているが、お客さんのリアクションはまちまちである。

何より人件費削減によって、スタジオプログラムの内容変更はだいぶ会員増減に影響している気がする。場所を借りている身の働いている僕にも感想が届くのはきっと多くの人が思っていると考えていい気がする。

多分、この先短期的に行いたいのは、

・フロントの無人化

・ジムエリアの最小人数維持

・顧客単価の増加

と、経営に関してほぼ無知な僕の予想。

これってきっと24時間ジムのような携帯と勝負する形になるので、正直厳しいのでは?と思っている。

総合型フィットネスならではのお得感を出せるのか?

総合型フィットネスクラブの大事な点としてはやっぱ規模感に対するお得感では?と思っている。

この会費でプールもジムもお風呂も!という感覚。

この感覚こそが大事だと思う。この感覚が薄いと思った人がどんどん退会している。そんな気がする。

今、施設面だけでは人は入ってこない。ここにレッスンやジムのガードを含む人が関わるもの、作り上げていくものがしっかりしていないと、会員減少を食い止めるのは難しいのでは?と思う。

働く人も大変だと思う。でも、自分の環境の悪さを出して働くのはもっと自分の環境を悪くしていく。フィットネスを好きになってもらうことと同時に、そこで働くスタッフの接客にファンを増やしていくことが最適解になるんだと思う。これからオンラインなどのシステムは進むが、合わせて人は人で繋いでいく流れは進むだろう。

逆に今、総合型フィットネスクラブに残っている人とは?

その施設のパーソナルトレーニングやレッスン利用が多い

・他店への手続きが面倒

・他店と比較をしない

・そこに友達がいる

この辺だと思う。この辺の人はきっとジム自体も週2〜3は利用しているし、不満を言いつつ使うんだろうと思う。

この層に対してお金を使わせる施策って、やっぱり大変だと思う。

何が正解かわからないが、僕らパーソナルトレーナーがフィットネスクラブに提案できることは多いだろうし、これからはもっと協力して仕事を生み出せるようにしていく事がフィットネスクラブで働く上では必要な事だろう。

総合型フィットネス、僕は好きなので自分の活動場所が無くならないように微力ながらできることを考えたいと思う。

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