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Vol.8 勝利するための4つの『大原則』/ 4 Principles for Winning

2023/7/16

Vol.4に記載した勝利するための4つの『大原則』について詳しく紹介します。

①シュートの回数を増やす

そのため必要なことをスライドにまとめています。まずは、ディフェンスでボールを奪うこと。たくさん奪うことができれば、オフェンスの回数を増やすことができます。逆にボールをなくさない、ターンオーバーしないことがオフェンスでは重要になります。また、オフェンス、ディフェンスともにリバウンドを増やすこともシュートの回数に繋がります。最後に、試合の展開を速くすること、速攻(ファストブレイク)をたくさん出すこともシュート回数に直結します。

②シュートの確率を上げる

これは、練習で心掛けることです。試合の中では、

確率の高い場所や状況でシュートを打つ


という意味になります。具体的には、期待値の高いシュートを打つことが重要です。まずは、ノーマークでペイント内で打つこと。次にフリースローを打つこと。フリースローを得るためには、相手からのファールが必要であり、シュート中のファールのほとんどがペイント内で起きます。次にオープンなロングシュートになります。オープンなシュートを打つためにも、ドライブでペイント内に侵入し、ヘルプを呼ぶことが必要になります。
つまり、シュートの確率を上げるためには、

ペイントに侵入すること


が重要です。ドライブでペイントに侵入することをペイントアタック、オフボールマンがペイントに侵入することをダイブと言います。

一般的な期待値をスライドにまとめていますが、これはチームによって異なってくると思います。特に育成年代では3PTシュートの確率が低く、ロング2PTシュートのオープンをつくる方がプラスになることもあるでしょう。

期待値の高いシュートを打てる・打てないはバスケットIQが関わっています。練習から確率の高くない3PTシュートを試合で打つことは、再現性の点からも良いプレイとは言えません。試合で入ったとしても、練習の再現ができていなければ、まぐれとなります。(まぐれで活躍することや、まぐれで勝利することは、真に実力が証明できたと言えるでしょうか?)

③相手のシュートの回数を減らす


①と共通の部分が多いため、スライドを参照してください。

④相手のシュートの確率を下げる


これは、

相手に期待値の高いシュートを打たせない


と言い換えることができます。期待値の高いシュートを打たせないためにも、現在女子の日本代表の恩塚HCの記事にある通り『ポジショニング』が重要になってきます。相手よりも早く良いポジションを取り、遅れたりズレたりすることなく相手に付いていき、ときには次の相手の動きを予測していきタフなシュートを打たせることが確率を下げることに繋がっていきます。

Kazuya

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