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男性のカラーコンサルタント、kazuworksです。カラーコンサルタント/イルドクルー…

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男性のカラーコンサルタント、kazuworksです。カラーコンサルタント/イルドクルールに所属して、アナログの色からデジタルカラー、カラーデザイン、カラーマーケティング、景観色彩、色彩計画、カラーマネジメント等を専門にしています。大学や諸教育機関で色彩教育にも従事しています。

最近の記事

備忘/パーソナルカラー診断で自然光を諦めた理由

今日は備忘の意味もあり、当方カラーコンサルタント/イルドクルールが、何故に自然光ではなく「標準光カラー診断」として色評価用照明使用のカラー診断を提唱しているのか書いておこうと思います。 人は忘れる生き物、一度ちゃんと記録しておこうと考えました。 (今日の画像は、イルドクルール福岡冬季の北天からの晴天の正午の間接光の実測データです。つい最近まで日本のAFT色彩検定のテキストでも、かなりアバウトな分光分布の図が使われていましたが、実際に計測してみるとそうそう理想的ななだらかな

    • カラーリストが色と光について研修を受ける謎

      さて、少しお休みしていましたが、カラーコンサルタントのお仕事休んでいたのではありません。 「カラーリストが色と光について研修を受ける謎」 このところ、日本国内のカラーリスト(日本ではパーソナルカラーを判定する方々が多くはカラーリストと名乗られます。ちなみに、カラー診断とは少し違和感があり、私個人としては「診断」と称して良いのかいつも違和感を持ちます。せいぜいパソなるカラーの判定程度にしておいて欲しいと思います。)や、検定の講師の方々がここにきて、照明メーカーさんを訪ねたり

      • 色彩の検定ビジネスのついてポロリ

        「色彩検定を学べる学校が無い」「色彩検定を学べるスクールが少ない」 近年は、日本のあちこちでそういう声を耳にします。 一つは、日本で最も受験者の多い色彩関連の検定、AFT色彩検定の推移をみて、ビジネスチャンスととらえて、柳の下のドジョウを目指して検定が増えたのも一因。国際資格であるとか、NPO主催検定、いろいろなふれこみで、独自の検定が乱立しています。最近はコスメの検定というものに踊らされている若い女性も見聞きして心配しています。 本音を申し上げれば、色彩の検定も、AFT色

        • 大阪パーソナルカラー診断会2020を企画しました

          すっかり今日は全国的に御用納めモードです。ただ、なかなか納まらないのがカラーコンサルタントの業務。段取りが悪いのか、人がいないのか、まだまだ残務山積です。 実は、今年と去年、関東/東京でのべ7日程度、色が正しく見えるカラー診断専用標準光(Ra99AAA色評価用照明)を使ったパーソナルカラー診断イベントを2年連続で実施、多くの方々にご利用いただき、反響も良いものをいただきましたので、ご要望もあり来たる2020年2月9日(日)、1日限定ですが大阪/心斎橋駅近会場で実施します。時

        備忘/パーソナルカラー診断で自然光を諦めた理由

          パーソナルカラーはサステイナブルなライフスタイルを創る

          少し、色と光の話が続いたので今日はちょっと話題をパーソナルカラーの話題に。 もう、社会がサスティナブル(持続可能)なライフスタイルに移行しているのはご周知のとおり。昨日の朝日新聞の21面を見るまでもなく、これまでの消費行動やライフスタイルへの反省もあり、例えば時代の最先端を切り取るファッションデザイナーやアパレルブランドが先鞭をつけています。 パーソナルカラーが何故にサスティナブルなのか?一つは、ファッションにおける「手に入れて、そして捨てる」消費行動を変える可能性を秘め

          パーソナルカラーはサステイナブルなライフスタイルを創る

          カラーコンサルが警鐘を鳴らす販売の現場の色のトラブル急増中(2)

          さて、少し時間が空きましたが、「次回太陽光のデータをアップします」とご案内していましたが、先に今日は同じく販売現場の色光をアップします。今回はLEDが導入されていない中の販売現場の一方の主流、HIDランプ。 白熱ランプの派生系ですが、このランプも実は色が正しく見えているかというと疑問符がつくランプです。ただし、LEDよりはまだマシで、色に大きく関わらない商品を扱うなら販売現場としてもなんら問題ない照明、優秀な照明で光量も大きく、明るい雰囲気と購買意欲を高める空気作りに貢献し

          カラーコンサルが警鐘を鳴らす販売の現場の色のトラブル急増中(2)

          カラーコンサルが警鐘を鳴らす販売の現場の色のトラブル急増中(1)

          さて、書く書くと言いながら、なかなか書かない、書く書く詐欺になっていました。 国のトップレベルの機関でも平気で公文書を捏造したり、廃棄したりシュレッダーにかける時代だからと許されるわけではありません、今日からちゃんとお伝えしたいと思います。 決してLED照明が悪いのではないのですが、まだ本当に実用レベルに満足に達していない状態で、政府の旗振りで「地球温暖化に向けてのスーパースター」扱いをされるこになり、困惑しているのはLEDの方なのかもしれません。 事実2019年12月

          カラーコンサルが警鐘を鳴らす販売の現場の色のトラブル急増中(1)

          誰も声を上げないLED照明の本当と予測される弊害

          私たちはカラーコンサルサルタントなので、色が正確に見える環境が必須。ところが、同じカラーを生業にしている方でも、この部分は結構スルーされるケースが多いのは逆に不思議で違和感を持ちます。 そんな中で、今は政府主導でLEDへの照明の切り替えが補助金てんこ盛りで日本中で。一般の室内照明はともかく、WEBデザインやグラフィックデザイン、プロダクトデザインなどなどクリエイティブに関わる方々にあっては各所で混乱も起きているようです。 カラーコンサルとは業種ではありますが、築地から豊洲

          誰も声を上げないLED照明の本当と予測される弊害

          航空機の飛行コースに見る、海外から見た日本の原発事故のその後

          日本の2019年11月時点での首相は自民党の安倍さんですが、その安倍さんが東京オリンピック招致のスピーチで、「東電の原発事故はアンダーコントロールできている」、つまり、もう、事故後の処理はちゃんとできている、と言うものだったと記憶しています。 世界の不安を払拭できたかはともかく、開催候補国の元首がそう言ったことでオリンピック開催地決定の原動力の一つになったことは確かでしょう。 別に政治的な意味は持つ気はありませんが、画像は北米から日本の羽田に飛行するオンタイムの座席モニタ

          航空機の飛行コースに見る、海外から見た日本の原発事故のその後

          実は日本のパーソナルカラー診断の場の光環境がかなり曖昧で心配な件

          私が所属するカラーコンサルタントでは、企業団体様のカラーの問題解決やコンサルテーションだけでなく、個人様対象のカラーコンサル、具体的にはパーソナルカラー診断やメイクカラーアドバイス、トータルファッション提案まで広く柔軟に対応させていただいています。 ここ2年は連続して、関東/東京都内で「標準光パーソナルカラー診断会」と銘打って、計8日ほどカラー診断を行いました。 その理由は、パーソナルカラー診断を行う環境の光が、把握できないほどまちまちで問題となっているからです。当然環境

          実は日本のパーソナルカラー診断の場の光環境がかなり曖昧で心配な件

          時速40kmから見える風景と色彩

          出張のN.Yから帰ってきてまだ若干時差ぼけです。実は約40年くらい前に乗っていたスクーターをネットで偶然見つけ即購入、この夏、所有しておられた函館の大野モータースさんまで取りに行きました。往路は空路、帰りは海路、函館から小樽まで自走、小樽から舞鶴、舞鶴から大阪南港まで自走、南港から小倉まで海路、そして福岡博多まで自走で帰ってきました。 今では月に数回エンジンをかけて走らせているYAMAHA/BELUGA80ccですが、40年前のスクーターを皮切りに、以降YAMAHAのTZR

          時速40kmから見える風景と色彩

          リサーチのためのNY滞在時お世話になったVictoriaさんのAirBnB

          リサーチのためのNY滞在時お世話になったVictoriaさんのAirBnB

          パーソナルカラーは日本語です。 今では日本でも広く認知されているパーソナルカラー。 しかし、そのパーソナルカラーは、ルーツであるアメリカでは一切通用しません。 つまり、Personal Color ・パーソナルカラー自体が和製英語、造語だからです。

          パーソナルカラーは日本語です。 今では日本でも広く認知されているパーソナルカラー。 しかし、そのパーソナルカラーは、ルーツであるアメリカでは一切通用しません。 つまり、Personal Color ・パーソナルカラー自体が和製英語、造語だからです。

          カラー/色彩の現場に居場所のあるカラーコンサルタント、kazuworksです。 忘備録の意味も含めて、カラーや色彩、カラーデザイン、色彩計画、カラーマーケティング、色彩心理とかのことを書いて行きます。

          カラー/色彩の現場に居場所のあるカラーコンサルタント、kazuworksです。 忘備録の意味も含めて、カラーや色彩、カラーデザイン、色彩計画、カラーマーケティング、色彩心理とかのことを書いて行きます。