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カラーコンサルが警鐘を鳴らす販売の現場の色のトラブル急増中(1)

さて、書く書くと言いながら、なかなか書かない、書く書く詐欺になっていました。

国のトップレベルの機関でも平気で公文書を捏造したり、廃棄したりシュレッダーにかける時代だからと許されるわけではありません、今日からちゃんとお伝えしたいと思います。

決してLED照明が悪いのではないのですが、まだ本当に実用レベルに満足に達していない状態で、政府の旗振りで「地球温暖化に向けてのスーパースター」扱いをされるこになり、困惑しているのはLEDの方なのかもしれません。

事実2019年12月の現在をもってしても、色彩学界や製造、印刷、各種デザイン業界で標準となるべき「色評価用AAA」と明記できるLED自体販売されていません。市場にあるのは「高演色タイプ」という、なんともアバウトな表記であったり、「平均高演色型」と、なんとも心もとない表記がほとんど。

また肝心の光の成分とパワーの分析グラフ/分光分布自体を発表できない製品が多いようです(おそらく平均値を出すしかないほど安定しないのだと思います)。

どのような理由で「安定しない」というかと言いいますと、例えばLED照明を一般家庭等に設備する場合、多くが5年保証の商品になります。

「えっ?家電製品って普通1年保証じゃなかったの?」

「どうしてLED設備だけ5年も保証してくれるの?親切?それとも…」

ということです、つまり、5年くらいはいつおかしくなっても不思議ではないということと私は把握しています。今日の画像は、実際に店舗で使われているLEDの色光の実測データ。これだけではなんとも批評のしようがありませんので、次回、太陽光の実測データをアップし、さらに詳しいお話に入りたいと思います。



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