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自分を愛せるようになるプロセス

ここではコーチングを学ぶ中で、私自身(ありのまま)を受け入れ、愛せるようになるということを身を持って体感した話を書こうと思います。
認知を変えるために、自分が自分のことを嫌いだと思う部分について考えました。最終的には自分の特性を受け入れ、私はそのままで良いとなりました。また、今取り組んでいる中で自分の特性を活かしてチャレンジできていることに気づく結果となりました。

自分を愛せるようになったプロセス

私が自分の嫌い・イケていないと思うところを列挙していきました。

  • ビリになりたくないと思う

  • 人の欠点を見つけて見下す

  • 周りの出方を伺う

  • 無意識にロジックで(答え見えているのに)詰めていく

  • バカだな〜というところを見つけて安心する

  • 自分の方が知ってると思ってマウント取る

  • 全てわかった感を出す

  • 人の話にあまり興味を持たない

さらっと見て自分って最低でめっちゃ嫌なヤツやん!ってなりました(笑)
よく母からは人を小馬鹿にして生きていると言われており、自分では隠しているつもりだったのですが母にはバレているんだなと思いました。

自分が嫌い・イケていないと思うところはバレています。それを認識している人の名前を書き出してください。

自分が隠しきれていると思っていた負の側面は全てバレているそうです。
それを認識している人の名前を書き出してみました。
私の場合は、親、妻など含めて30人以上の名前が挙がりました。
みんなそれを察してなのか遠回しにそれを伝えてくれているところまで思い浮かべて苦い表情になりました、、、

自分自身がその行為をしてしまったときに自分が享受するメリットとは

自分が挙げた行為は直したいと思っていつつもやってしまいます。
ただ、やってしまうことによって自分が享受するメリットがあると仮定するとどんなものがあるのか考えました。
例えば以下のようなものが出てきました。

  1. 人の欠点をいち早く見つけるので、それに対するリスク対策を考えた状態でスタートできる。

  2. 組織の問題はすぐに解決できないので、組織が崩壊する前に察知して行動することができる。

  3. ビリにならないようなギリギリの努力ラインを見つけることができるので、無駄なリソースを割かなくていい。

  4. 周りで困っている人や行き詰まっている人を見つけて助けることができる。

  5. バカだなと思ったことを指摘して成果を上げることができる。

  6. 自分が知っている部分の知識を上げて、サポートできる。

  7. 自分がやるべきことに集中することができる。

  8. 答えを与えないことで自分で考えさせることを身に着けさせることができる。

  9. わかった感を出しているので相手に安心感を与えることができる。

めちゃメリットあるやん!!とここで気づきます。
事実は変わらないのですが、上に書いたようなメリットは実際に発生しているし、それによって少なからず周りの人に良い影響を与えられている自信にもなりました。

上記を実践した場合、他者にはどんなメリットがあるか

  • 欠点を認識することで、改善するべきポイントに気づくことができる。

  • なにか出遅れた場合に頼ることができる

  • どのようにロジックで考えたら良いのか考える力が身につく

  • 自分よりも知っているという領域については安心して任せることができる

  • フラットな意見を求められるようになる

  • 全体の中で大事なポイントを聞くことができる

  • 一人ひとりが強い組織になっていく

  • 役割分担が明確にされていく

  • フラットに意見を交換できる組織になっていく

視点を変えて他の人が享受するメリットを考えると同じくらいメリットがありました。めちゃめちゃ良い役回りしてるやん!とまで思えてきます。

逆に自分が改心して全部できるようになったときに発生するデメリットは?

ここでは自分がパーフェクトヒューマンになったときに、上に挙げたようなことがなくなるとします。そうしたときに組織にどのようなデメリットが発生するか考えました。
すると以下のようなデメリットが発生すると考えました。

  • メタ認知が出来ないようになる

  • 何を改善するべきなのか考えることができないようになる

  • 出遅れたときに誰にも頼れなくなる

  • 知っている領域が曖昧になって責任領域がカニバる

  • 全体の中で重要なポイントを認識できなくなる

  • 一人ひとりが弱い組織になっていく

  • 役割分担が明確にされない生産性の低い組織になっていく

  • お伺いを立てるような組織になっていく

こう考えると組織はひどい状態になるなとゾットするとともに、自分が果たしている役割の重要性を認識してきました。

自分の特性を高次元(1つ上の抽象度)に昇華させると見えてくる肯定的な意図は?

例えば、「人の欠点を見つけて見下す」という自分の特性に対して抽象度を上げたときに見えてくる意図とは何だろうと考えました。
列挙した自分の特性を複合すると「最悪なパターンを予測して重大事故を回避する超高機能センサー」なのではないかと考えました。
だから全体を見渡して足りていない部分を見つけて対応したり、役割分担をしてチームでエラーが発生しないように目を光らせます。

これから

これまで書いた思考プロセスを通して、自分自身の特性を理解することができました。また、その特性をありのまま受け入れて、むしろ活かしていく・愛すべき特徴であると考えることが出来ました。この特性を理解した上で、ゴール設定について考えていきたいと思います。

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