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青龍

青龍

青龍は言った
 「私が恐いか?」
 と。
少し考え、
 「恐い。だが、あなたに触りたい。」 
 私は言った。続けて、
 「共に生きたい。」
 と。
 神鳴が唸った。
 「何故?」
 と。
 耳を塞ぎ、目を瞑り、私は叫んだ。
 「あなた無しでは生きられないから。あなたが豊かでないと困る。」
 強い風が吹いていた。
 「お前は私に与える物はあるか?」
鈍く光る眼でこちらを睨む。
 真っ向から風を受けよ

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