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熊野古道伊勢路を歩くday2#6

猿の大群に別れを告げ、田口大橋付近をのんびりと歩く。
この田口大橋の少し手前に右に逸れる道がある。この道が旧道コースとなるのだが、今回は新田コースを進むことにした。

新田コースは県道からそれ、製茶屋さんが並ぶ道を進む。
日進小学校を越えた付近にコンビニを見つけた。時間は13時を過ぎた頃。夢中になって歩いたが、そろそろお昼にしても良い時間だ。先を急ぐ理由もないので、コンビニに入っておにぎりを二つ買った。
ありがたい事に、コンビニの前にはベンチがあって、腰を掛けながらおにぎりを食べることができた。

考えてみたら、玉城町野篠のファミリーマートから約12km。コンビニが何もなかった。
少しは計画性を持った方が良いのかも知れない。

コンビニを出ると、製茶屋さんが並ぶ道に出る。

製茶屋さんが軒を並べる


実は三重県。静岡県、鹿児島県に次ぐお茶の産地らしい。
この辺りも、伊勢茶の産地として、多くの茶畑が広がっている。きっと新茶の季節には良いお茶の香りがするのだろうと、鼻を上げてありもしない香りを探してみた。

この辺りまで来ると、今日のゴールを決めないといけない。
奥さんのお迎えを頼みつつ、次のスタート地点としてわかりやすい場所はどこだろう。などと考えながら、国道42号線へとやってきた。

地図を見れば、先に進むと馬鹿曲へ。旧道コース方面へ戻ると栃原駅へと分岐している。

ところどころに案内板がある


奥さんに電話をしながら、伝えやすい栃原駅まで迎えに来てもらう事にした。

栃原駅は、JR紀勢本線の駅で多気駅から相可、佐奈の次に続く小さな駅だ。

栃原駅


駅前で時間を潰し迎えを待とうと思ったが、奇跡的に5分足らずで列車が到着する様だ。
ちょうど良かった。

本数の少なさが目立つ


わざわざお迎えに来てもらわなくても、列車に乗って帰れば良い。

そんな感じで、学生がたくさん乗っている列車に揺られながら、今日は家路に着いた。

栃原駅から見た大台方面


今日、旅のゴールはここ栃原駅とした。

2024年2月12日
9:30から14:00
気温7℃湿度58%
距離18.3km total 34.0km

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