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麻雀は子どものIQを伸ばすらしい

しらべものをしていたら、こんな情報にたどり着いた。

これは横浜の神経外科医によって、子ども達を対象に研究されたテーマだ。

麻雀が認知症の予防に効果的というのはそれなりに知れ渡っている事だけど、子どもの認知機能にどんな影響が出るのかといった研究は聞いたことがなかった。

この研究を端的にまとめると、平均9歳の子どもたちのグループ(20名)に1年間麻雀をさせ、前後のIQ(知能指数)の変化をまとめたという、比較的シンプルな研究だった。

結果はいくつかある知能のうち『処理速度』とよばれる知能数値の上昇が確認されたようだ。

知能検査にはほかにも「言語性IQ」や「ワーキングメモリー」などがあるのだが、麻雀では「処理速度」が向上したというのは素人目線でも納得できる結果だと思った。


それよりも、個人的に注目したいのは、子ども達が麻雀に参加したという事実だとおもう。

これまで不健全の代表かのように思われていた麻雀が「子ども達への遊び」として、親たちから市民権を得ていたことに驚いた。

研究に協力した麻雀教室ニューロンの代表も同じような意見をお持ちなようで、「麻雀を子どものうちにさせるのは抵抗がある」とされていた過去の時代では考えられなかった研究だと語っていた。

時代の違いとはいえ、親の裁量で子どもの好奇心を封殺するのはナンセンスだと思うが、当時の風潮では致し方なかったのかも知れない。

それを誰よりも分かっている麻雀業界は自分たちの将来性を考え、暗いイメージを払拭しながら普及をし続けた結果、この研究にいたれたのだろう。


しかしこの研究では、IQの上昇がかならずしも麻雀であるかどうかは不明だとされている。子どもの成長速度や比較研究の少なさを考えると、この違いを検討づけるのは簡単なことではないはずだ。

ただハッキリとわかったことは、子どもが麻雀をすることに悪影響はなく、むしろ『脳の成長には良い効果がある』ということ。

ネットゲームなど、閉ざされがちな遊戯環境に困惑気味なご家庭では、お子さんに麻雀を教えてみるのはどうだろうか?

これからの時代、決して悪い選択肢ではないはずだ。


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