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自由な時間を使うのが下手な自分

高校生の時、学校や予備校の先生から、
「大学生は今までと違って自由に時間を使うことができる!!だから、今大学受験を頑張ったら、とても楽しい四年間が待ってるよ!!」
そのような内容のことをよく聞いて、大学受験の勉強がしんどい時にモチベーションを上げていた。
勝手に自分の中で
「大学生は自由で気楽で好きなことができるんだ!
だから、今死ぬほど頑張って楽しい時間を過ごすぞー!」
そう思い、大学生になれば今までの受験の大変さが、苦労が報われ、これからの人生楽になるとばかり思っていた。

実際、高校1年生の冬から塾へ行き、部活が終わったらそのまま塾へいき、夜10時まで勉強。
部活を引退してからは、ほぼ毎日9時から夜10時まで丸1日勉強して見事に国立の理系の大学を合格した。

満を持して、先生から言われた通り、これからは自由で楽しい大学生活だぁ!
って思っていた。
だが、実際に大学生活を送ってみるとあまりにも環境が変わりすぎて、何をしたらいいのか自分の中で全く分からなかった。

小 中 高校生時代まで親や先生の言われたことを忠実に守り実際とても真面目でいい生徒だと言われていた。
自分の中では、反抗や従わないと、怒られて面倒なことになるっていう事を周りの生徒の様子を見てとても感じていたので特に怒られないように立ち回っていた。

そういう事をしていると、
言われたことは忠実にするが、自分から何か意見したり、主体的に行動することがとても少なく苦手なことに感じるようになってしまった。

なぜなら意見や勝手な行動をすることで、怒られるリスクが増えるからだ。
自分から何かをすることは周りの人に何か言われないか、親から先生から何か怒られないか、そういうことばっかり高校生まで考えて過ごしていた。

そんな思考を高校生まで続けていたので、大学生になりいきなり2ヶ月間夏休みをもらったところで、上手く時間を使えず、だらだら昼まで寝たりソシャゲーをよくしていた。もちろんバイトもするが、楽しくはなかった。サークルも大学が実家から1時間半くらいかかったので、大学に行くのがとても負担で1ヶ月くらいで辞めた。

大学生なのに、こんな無駄な時間を過ごしている自分とバイトやサークルなど明け暮れている人を比べて自己嫌悪になった。
とても虚しくやるせない自分。
大学生の時の夏休みは自己嫌悪になる日々が多かった。

もし、今この記事を読んでいて、同じような生活をしている人がいたらバイトの量を増やしてみたり、何か情報を発信しみたり。。
動画をみたりゲームをしたりして、何かを与えられる側ばっかりじゃなく、自分から主体的に行動して、何かを与えることをしてみたらいいと思う。

案外高校生までとは違った感覚が体験でき、つまらない日常が変わるかもしれない。

かくいう自分もnoteを書いて、誰かに見てもらうことはとても嬉しいことだと感じている。

高校生とは違い、自分の行動で人に役に立つ・何か影響を与えられる。

そういった体験が案外楽しく心の充足感にとても繋がり、自己嫌悪を回避できる手段だと思う。

#コラム #日記 #大学受験 #大学生 #学生時代