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行き場のない

波間にさ迷うのは
行き場の無い片想い


君がね 好きなんだけどね
君を見てると分かるんだ

欠片ほども私のことを
好きでないってね
切ないほどの夕焼けは私の心に沁みて鳴いた

まだ 終わりに出来ないけれど

風車のようにくるくる くるくる回って繰り返す
終わってほしいと思いつつ 終わらない片想い

気づけば君の姿を 追っかけてしまう
君は 先輩のことが好きで 私の恋は一方通行だけど

先輩が好きな人と話してる時は輝いてる 私が 先輩といる時はどう見えてるかな?
仲のよい兄妹かな? 少しは恋人同士として見られたいな
部活をしてる先輩の姿もかっこよくて
そのひたむきさが好きです

何度も心の中で 想いを伝えてるよ 気づかないよね

あの人のことばかり見てるから フラれてくれないかなぁ?
それでも私のことを 見てはくれないだろうけど
そんなこと考えて自己嫌悪して 涙は海辺で流した

潮風に運ばれて 風は冷たい 海猫うるさい 早く この片想いを忘れられば 苦しくないのに

片想いのスパイスはピリッとしているんだ

好きです先輩

あの日見た時から 夢の中で先輩に告白して

途中で目が覚めたそれは 叶わぬ夢の後

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