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今日の湖畔: 生まれる地 

息の音が聞こえる。

ふぅ~
Soybean “チバ”

スクワッシュ類はしっかりしてきたので外に植える。
湖側前列がウィンター・スクワッシュと呼ばれるバターナッツ。
二列目はサマー・スクワッシュのクロックネック。

とりあえずの目印のためにトマト用の支えを立てておく

きゅうり三種類は同じ日に種を植えたがそれぞれに伸び方が違う

皮をむいてフレッシュに食べるきゅうり、あるいはピクルス用


まだまだ頼りなげな玉ねぎとリーキ

初めて植えるリーキ。
玉ねぎと芽の様子が同じ

湖畔の家の間借り人の例のおばさんからもらった
アスパラガスのクラウンを植える。

おっと、間違えた
こっち向き
レノアの旦那さんに土を掘り起こしてもらって

フェンス脇に植えた

アスパラガス、うまく育つかな
ほぼ雑草で20年は生え続けるって話ですが・・・?
きゅうりを這わせるためのネット

作業をしているとビーチを行くカップルがフェンス越しに声をかけて来た。

女性:ハ~イ その黒いバッグいい考えね
男性:動物除けかい?
私:そうなの、野ウサギの

ピーズとビーンズ

男性:レタスとかもイケそうだね。
   きみは今こっちに戻ってきているのかい?
私:??(ふ~む、誰?私このカップルに会ったことある?)
男性:沖縄とこっちを行き来しているんだろ?
私:?日本ってこと?そうなの、こっちと日本をね。

日本という国名でなく沖縄と言う地名が出てきたことに驚いた。沖縄出身の知り合いでもいるのだろうか。

なんせ
日本の位置の把握さえできない人がいるくらいだから。

半島?島の方?

なんて聞かれたことがあった。
(島です!)

ま、私も知り合いにコスタリカ出身と言われて
アメリカ大陸が繋がっているあたりのどこか・・?
という大雑把すぎる把握しかなかったけど。


むかしL.Aにいたとき、沖縄生まれのアメリカ人に会ったことがあった。
サンクスギビングだったか、お呼ばれに行ったら
ブラウン管を取っ払ったテレビの中で
サソリを飼っていた。
そしてその横の壁にポスターだったろうか
大きな沖縄の写真が貼ってあったのである。

基地で生まれて1歳でアメリカに戻ったから何も覚えてないんだ

そう言って
いつか沖縄に行きたいとキラキラした目を写真に向けてたっけ。
その願いはかなったのだろうか。

基地で生まれたら
日本で生まれても
アメリカ生まれよね?

カナダ生まれの
四人きょうだいのグース一家
ひょっとしてブランコ試したかったりしてます?

こちらはダックさん
レイク・シムコー生まれ

飛びこむのをためらう子供たち
ったくしょーがないわね~
親鳥が戻って来る
やれやれ・・

この湖畔で生まれた
野うさぎ館長は
うちの裏庭で生計をたてる(?)ことを選んで

ああああ~ぐぐぐ・・・去年植えたばかりのブラック・アイスーザンの葉っぱが
野菜を食べられないことにばかり気を取られていた・・
好き嫌いのなさには驚き。
先日はタンポポの綿毛も食べていたし

この水鳥達も
野ウサギも
野菜たちも
カナダ生まれ

いつも思ってしまう
私がもしこの地で生まれていたら。

日本は果てしなく遠くて。
夫と同じように
りんご

さくら

うまく発音できなかったのだろうな(笑)

生きることの
沢山の偶然

日本とカナダの子供たちのために使いたいと思います。