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やさいガーデンだより: か、館長!

ベランダに置いているレモングラスが勢いを失くしてしまった。

束ねて巻いてスープなどに入れると香りが良い。
先日ガーデニングのクラスで根元を開くとそこにこそいい香りが潜んでいるのだと教わった。

茶色くなってしまったのは先日気温が下がったせいかもしれない。

雨だったり忙しかったりでほんの1日半ガーデンに出られなかっただけで、やさい達は様変わりしている。

クロックネック・スクワッシュ、これってひょっとして大きくなりすぎ?

ディナー用フォークと

ちょうど叔母さんちから戻って来たばかりの同居人に、どうだと見せると
ふんと鼻であしらい
すごいズッキーニ―を出してきた。

ティースプーンと

叔母さんが育てたものらしい。ひゃあ~これ大きすぎでしょう?私の二の腕をはるかに超し、すねよりもさらに太い(私の太ももには勝てないでしょうけど!)。

ファーマーズマーケットなどに行くと時折巨大ズッキーニに出くわす。これらは日本のあの、おしとやかにすっきりしたズッキーニさんとは種類が違うのだろうか?

おマメ類も育っている。こちらはシェルビーンズ(Shell beans)。中のおマメだけ食べる。

今年初めて植えたビーンズ

マゼンダピンクの柄入り。これっていつが収穫なのかが分からない。
ひとつ試しにとって中を見ると

シェルも食べられそうに柔らかいが

おマメはまだまだ小さい。

こちらはハリコットビーンズ

こちらも初めてのビーンズ

こんなに弦が伸びるのね~!とっくに支柱の丈を越してしまった。
そしてキュウリだと思って弦をネットに巻き付くままにさせていたのは

キュウリ用のやわいネットの上に絡んで宙ぶらりん状態

バターナッツ・スクワッシュだった。
いったいどこまで重さに耐えられるか??

変わりどころでは

手前のまっすぐに伸びた葉っぱ

リーキ(leek)
これはスーパーで買ったものの根っこを取っておいて植えた。三つ植えてひとつだけ出てきた。保護のつもりでプランターに植えた分は出てこない。

それから二年越しのこれは

こぼれ種から育ったディルと一緒に

パイナップル。
果たして実がつくのか?
こちらも低温のせいか葉の色が悪くなってしまった。夫がパイナップルをさばいた後、ヘッドの部分を土の上に置いておいたものである。

そして期待も膨らむこちらのバターナッツ・スクワッシュ(ヘッダー写真)
緑色から薄っすらクリーム色に変わってきている。それでもまだ大きくなっている。収穫まではもう少しかかりそうだ。
クロリスにやられないように念入りにカイエンペッパーを周りに撒いている。

が!
がががががががが!
よく見ると去年と似た歯型が表面に!

中央辺り

まだ硬かったのだろう、歯が立たなかったのか表面をかすった感じ。
これは同居人に備え付けてもらったハンティングカメラの映像をチェックしなくてはならない!


カメラのSDカードを取り出して見ると

クロリス!やっぱりね~

右に見える木製プランターは夫の手作り。クロリスのしっぽが見える

リーキを植えたプランターの中にまで入り込んでいる!
ぬかっていた。
カイエンペッパーはプランターの中までは撒いていない。どおりで芽が出てこないはずだ。

しかし、畑の周りのカイエンペッパーは効果があるのか、畑の中にクロリスが入り込んでいる様子はない。

すると

か、館長!!!!!

木製プランターのむこっ側に小さく見える

最後の写真には野菜畑の中を見つめる館長の横顔。
ガーデンのガードをしているのか
はたまた下心があるのか・・・?

先日も庭に出ると早朝の見回りを終えた館長と出くわした。

なんか口もぐもぐさせてません?疑惑。
横目で見る私。
怪しい。
ま、その辺の雑草を食べていただく分には何の支障もないのだけれど・・。

館長が任務する美術館のこと↓

カイエンペッパーが効かないとなれば、これは別の策を考えなくてはならない。
チップモンクもいるにはいるが、歯型は彼らのそれより大きすぎる。それに仲間の一匹はかつて非業の自死をとげている。
チップモンクの自死現場↓

果たしてバターナッツ・スクワッシュ、成熟するまで誰の手に(口に)も渡らず無事収穫できるかどうか・・・・。

去年の歯型↓










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