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サくら&りんゴ #67 こんな荒れた天気の日には

昨日の空色とうって変わった荒れ模様の一日である。
風がひどく強い。
例年になく暖かかったこの数日だったが、週末には雪になりそうである。

その前に、来年に向けた野菜畑のこしらえをすませておかなければ。

トマトやキュウリを引っこ抜いたあと、生ごみを埋めるために土を掘り起こしてそのままになっている。

昨日ご近所のローリーから、あなたんとこの庭のあの大きな穴は何?
と不審がるメッセージが。 
なんせ人ひとりを埋めるのにちょうどいいくらいの大きさ(笑)。

生ごみと言うのも、下の写真にある黒いスピナーに入っている、夏中かけて作った生ごみ肥料である。
重いので、エリックが来たら運んでもらおうとそれっきりになっていた。
地中から出てきた石も、スコップでテコの要領で掘り起こしたものの、持ち上げられない。
それもエリックが来たら移動してもらわなければ、
それから
ひかかかって取れない煙探知機を外してもらって、
ガレージのドアの開閉を見てもらって・・・
いや、そんなに色々は頼めない。

と言うことで生ごみスピナーは自分でズリズリと目的地まで引きずって行くことに。
畑の上に置いて、スピナーを回しスライド式のふたを開けるとちょうど穴の中に生ごみ肥料が落ちていくというわけである。
しかし夏中かかって作ったのに大した量になっていない。ちょっとがっかりであった。

野生動物に荒らされないよう、腐葉土になりかけの去年の落ち葉を上に敷き、湖の海藻も混ぜて、そして最後に土をかぶせる。

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半端ない風の中、作業を続ける。
スコップで土を持ち上げ穴を埋め、最後に表面をならす。
しかし、生ごみと落ち葉で嵩が増えているはずなのに、土を戻しても埋まり切らないのはなぜ…ギモン。

最後まで残っていた、ディルとシラントロも引っこ抜かれた。
シラントロは茎を折っただけでいい匂いが香ってくる。

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ディルの種は来年用に

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枯れたシラントロの先っちょにあるコリアンダーはさっそくお料理に。

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コリアンダーは丸ごとをすり鉢で擦って使うのが、絶対ぜったいのおすすめ。

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フレッシュなシラントロともこれまた違った香りがはじける。
お好きなら黒コショウの感覚でお料理に使うとよい。
ミルに黒コショウの粒と一緒に入れておくというアイディアをどこかで見たことがある。

なんせこの手のすり鉢は重いしね・・私はこよなく愛してますけど。

畑作業を終えて、
そしてこんな荒れた日にはきっと温かいスープ。
お鍋から立ち上る湯気にのって、コリアンダーの香りが食欲を誘ってくれるに違いない。

それにしても湖は荒れていて、水鳥たちは無事目的地についたのかなあ。
波に押されて、どう見ても前に進んでいるように見えないのだけれど↓


日本とカナダの子供たちのために使いたいと思います。