コーチングって何だろう?
コーチとコーチング未体験の人が、何やら話しています。
ちょっと聞き耳を立ててみましょう。
コーチングって、よく分かんないんだよねえ。
分かんないってどんなところが?
だって、話すだけでしょ?
まあそうだね。
でも、カウンセリングも話すだけじゃない?
確かにそうかもしれないけれど、カウンセリングは心の問題がほぐれてスッキリしたり、問題解決になる気がする。
効果が分かりやすいから、受ける意味が分かるんだよね。
なるほど。じゃあ、占いは?
占いも話すだけだよね。
占いは、未来のことへの情報料って感じかな。
じゃあ、お酒を飲んで人と話すのは?
結構お金もかかるけど。
飲食する分はおなかの中に入るし、楽しいから、納得感がある。
つまり、見返りがはっきり見える方がいいってことね?
とくにお金を払うということに対して。
そうそう。コーチングはそこが分かんないんだよね〜。
コーチングでは「これからどうしたい?
?」を問う
なるほどね。
コーチングって、受ける前は分かんないって思った方がいいかもしれない。
どういうこと?
カウンセリングは、解決したい問題や状態があるよね。
だから「こうなったらいい」という姿がはっきりしてるから、その解決にお金を払う価値をイメージしやすいよね。
うん。
それに対してコーチングは、問題解決ではなくて、「これからどうしたいですか?」ってことを話すもの。
だから、始める前にどんな効果があるかわかんない。
治療ではなく未来をつくる
ということは、コーチングって未来志向っこと?
そう、治療的ではなくて、未来志向。
カウンセリングや飲み会トークも、過去や今の問題を扱うのが多いよね。
その問題をどうするか、みたいな。
マッサージもこれにあたるよね。
この痛みを取ってほしいって。
たしかに、過去から続く今を何とかしようとしてる。
そういう治療的なものに対しては、人はちゃんとお金を払ってサービスを受けようとする。
職場の飲み会でたくさん話して2次会、3次会と行ったら、ウン万円超えてるなんてこともあるけど、「未来のこと話しましょう」ってことに対して「何それ?」「なんでお金払うの?」みたいな気持ちになってない?
たしかに。
コーチングの価値とは?
「これからどうしたいか」を真剣に考えるのって、実はすごく大切なこと。
だって自分の人生だもん。
たしかに。
コーチングというのは、「これからどうしたい?」を考える場で、コーチはそれを一緒に考えるプロ。
そのための訓練と経験を重ねてる。
そんなプロと一緒だからこそ、一人で考えてたら想像もつかないようなゴール設定ができる。
想像もつかないようなゴール?
そう。
コーチと一緒だからこそ、「ええっ!自分はそれがしたかったのか!」みたいな。
それがコーチングの価値ってこと?
そうそう。
そんなゴール設定ができたらどうなると思う?
音を立てるようにいろんなものが変わっていく気がする。
そう。
そこも含めてコーチングの価値。
なるほど。
でもさ、そんな簡単に、変わるものなの?
いや、そう簡単にはいかない。
ゴールを置いたところで、本人が本当にやりたいことでなければエネルギーも湧いてこないし、何も変わらない。
それに、「そんなんできっこない」って尻込みしちゃうこともある。
だから、訓練を積み重ねたコーチと一緒にゴール設定をして、そのあともコーチが伴走するのよね。
伴走?
うん、伴走。
人ってすぐに現状に引き戻されちゃうから、伴走が必要になる。
自分のゴールを本気で信じてくれてる人の伴走が。
だから、半年くらいは継続してコーチングを受けるといいって言われてる。
伴走して本気で応援してもらえるのは心強いね。
でもさあ、「別に今のままでいい」「成長しなくてもいい」って人もいるんじゃないの?
そういう人も確かにいる。
そういう人たちは、今はコーチングを受ける時期ではないと捉えていい。
だから、「成長したい!」「何とかしたい!」って思っているときがコーチングを受けるときって言えるのかもね。
コーチング・セッションを受けるには?
ここでの「コーチング」は、職場で行われる部下指導の「コーチング」とは別モノです。
このあたりも「コーチング」を分かりにくくさせている要因かもしれません。
いずれにせよ、現状を維持しようとするものにお金をかけることは多いけど、現状を変えようとすることに対して、人はもっと自己投資していいのではないかと思っています。
その一つに、コーチングがあると思います。
自己投資について、自分なりに分類してみたのが以下の図です。
こうみると、現状を変更しようとするものって意外と少ないと思うんです。
自己投資するなら、現状の維持ではなく、現状を変えるものへ。
では、コーチングを受けたいなと思った場合、どうしたらいいのでしょう?
「コーチ」とか「コーチング」で検索するとたくさん出てきます。
思い切ってコンタクトを取ってみてはいかがでしょうか。
なお、コーチとクライアントには相性があるので、相性のよさそうなコーチを見つけることをお勧めします。
ぼく自身は、以下のような方々へのコーチングセッションを行っています。
ぼくとのコーチングセッションをご希望の方は、以下URLからお申込みください。
セッションでお会いできることを楽しみにしています。
なお、コーチングについては、以下のnoteでも解説しています。
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