【金融危機】SVB・シルバーゲート・シグニチャー、暗号通貨関連で経営破綻

これら3つの銀行が破綻危機に陥った理由は何でしょうか?それぞれ次のような特徴があります。

・シルバーゲート銀行は、暗号資産分野に注力していた米国の銀行。
2023年3月8日に任意清算に踏み切りました。
これは、暗号資産取引所FTXが破綻したことで、同銀行の主要な顧客であったFTXのユーザーから大量の預金引き出しが発生したためです。シルバーゲート銀行は、FTXと提携していたステーブルコインUSDCの準備金も保有しており、その価値も下落しました。シルバーゲート銀行の破綻は、SVBやシグネチャー銀行など他の暗号資産関連銀行にも影響を及ぼしました。

・SVB銀行は、米国の新興企業向け融資が中心の銀行。
 2023年3月10日に経営破綻しました。
これは、シルバーゲート銀行と同様に、暗号資産分野に関わる顧客からの預金引き出しやステーブルコインの価値下落などで資金繰りが悪化したためです。また、金利の上昇によってポートフォリオの価値も減少しました。SVB銀行の破綻は、リーマン・ショック時に破綻したワシントン・ミューチュアル以来の規模となりました。

シグネチャー銀行は暗号資産(仮想通貨)関連企業との取引で知られた銀行
当行は、ニューヨーク州の金融当局によって2023年3月12日に経営破綻しました。これは、シリコンバレーバンク(SVB)が2023年3月10日に破綻した後、わずか2日間で起きた中堅米銀の連鎖破綻ですその資産規模は約1,104億ドルで、米国の銀行史上3番目の規模の破綻となりました。しかし、預金は全額保護されることになっています。

三行の特徴
・暗号通貨
・スタートアップに投資する

クレディスイスの経営破綻の可能性は
ないと思います。これら3つの銀行の倒産の原因と関連性がありません。
クリプトに手を出していませんし無担保融資もしていません。


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