先日、何気なく観ていた動画で考えさせられました。
「自分の価格」をちゃんと決めておかないと、営業したときに相手が困るというお話。
動画では経験談をお話しされていました。
企業に営業をかけたとき、「いくらでやってくれるの?」と聞かれたときにこう答えたそうです。
「いくらがよろしいですか?」
そうすると、相手企業様に怒られたそうです。
いくらなのかわからなければ検討しようがないだろ、と。
どうして自分たちで値段を考えなきゃいけないんだ?と。
ビジネスだということを、自覚しなきゃいけないと思いました。
相手の機嫌をとりながら「頑張りますんでお金ください💦」じゃないんですよね。
フリーランスとして実績がないとしても、時間を使って作業をしているわけだし。報酬云々の前に働いているわけです。
文章執筆もそう、リサーチだってそう。写真撮影だって、画像加工だって、音楽の編集だって、請け負う以上はビジネスだという意識を忘れちゃいけない。
そうじゃなきゃ、一生フリーランスで食っていくなんてできないから。
自分の仕事に価値を感じてもらえないなら、それは仕方がないです。
相手の「判断」や「選択」ですから。
クラウドソーシングなどで、「よろしくお願いします!」と提案を続けていると、ヘコヘコ精神に飲み込まれてしまう気がします。
しかも、そんなに簡単に案件が取れるわけないのに、「自分は使えない奴なんだな…」って変に自信を無くしてしまう。
違う違う。
ビジネス、ビジネス。
そんな安い報酬で、誰が仕事するかいな!
文字単価0.1円とか、堂々と拒絶する自分の価格を持たなきゃ。
昨晩、さっそく考えましたよ。自分の費用感。
クラウドソーシングは、こっちから応募なので別ですが、
自分で営業かけるときは、ちゃんと仕事になる価格を提示しようと思いまして。
テーマだしから見出しとか構成とか、あとワードプレス納品とか、自分にできる範囲のことは全てやるとしたら。
文字単価1円で3000文字記事でも、¥15,000になりました。
執筆は単純に3,000円です。
まずテーマ〜見出し構成で4,000円。内訳は、時給1000円として4時間計算。
リサーチで3,000円。時給1000で3時間。
ワードプレス入稿で5,000にしました。時給1000円として3時間ほど見積もるのと、画像加工や装飾作業も費用に込めました。
4000+3000+3000+5000=15000 という計算です。
1記事15000!?高くない!?
ですよね。でも労働として時間で割ると、
3h+4h+5h(執筆にかかる時間)+4h=16h ※おおよそです
1記事で16時間かかると、時給1000もないわけです。
製造工場のバイト代より全然安い。
それを高いと思われるかは、相手の判断ですから、遠慮する必要はないのかもしれません。
クオリティはどんなもんなんだよ?っていわれても、
逆に知りたいです。文字単価何十円のクオリティってものを。
できることを精一杯やります。
だから、必要以上に無力を感じるのはやめよう。
せっかくフリーランスになったのに、囚われて考えていたら雇われ根性と一緒ですからね。
本当は「時給換算」も早く卒業しなきゃいけないんです。
自分くらいは、自分の価値を認めてさ、
それに見合うクオリティの作業ができるように精進します。
どこぞの企業様、僕に何かまかせてみませんか?
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