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わたしが夢の国の住人になる前(渋谷編)

すみません…。
まだまだ夢の国の住人になるには、程遠い人生を歩んでます。

そして地元から一気に渋谷という恐ろしい街へ…。
いえいえ、渋谷は今でも大好きな街です。

一般的に埼玉県人は池袋に行くと言われますが、わたしは渋谷でした(チョッとドヤってみる)。

ナゼ渋谷???
バイト先が渋谷だったので…(単純)。
ナゼバイト先が渋谷???
遊ぶのが渋谷だったので(バカです)。

遊ぶ場所が渋谷だったので、ご飯が食べられて(賄い付)で、交通費支給の夢のような職場がセンター街にはわんさかだったんです。

もぅ休みの日もバイトの日も毎日渋谷のセンター街を闊歩しておりました。
若かったですね…(遠い記憶)。
と言いつつ、今も道玄坂て酔っ払って毎度叫んでおりますが…(学習能力が乏しい)。

また脱線してしまいました。

そう、遊ぶ場所で飲食店で働けば何もお金を使わずに遊べる!!!!!!!と悪知恵を身に付けました。
センター街の今もあるそこそこ有名な(芸能人の方がよく来られるお店)の系列で働き、そこから色んな出逢いがあり(大幅に割愛)、その後渋谷の西武百貨店さんのお店にて働くことになり、ここでは百貨店ならではの立ち振舞い、フレンチのサービスを学び、チョイとお上品に成長しました。

ええ…すべて飲食店です。
だって、賄いと言う素敵なご飯があるから…。

そして、遊ぶ場所が渋谷から銀座…!!!!!!!になると職場も銀座の近くに…(ここは学習した)。
有楽町や新橋も闊歩してある意味怖いもの知らずの若気の至りを謳歌していました(完全にイキってました)。

と、一気に書いてみたのですが、チョッと補足がてら…。

渋谷のセンター街

もぅわたしの世代でも渋谷のセンター街=ギャルの街でした。
ずっと前からそうなの???
当たり前のように渋谷だったから、センター街に109と若い子しかいちゃいけない。みたいに歩いてたなぁ…(再び、遠い記憶…)。

そこのとある坂の途中に今はないけれども、小さな小さなご飯屋さんがあって。
ここもたまたまバイト募集で応募して行きました。
ご夫婦がやっていて、埼玉県からわざわざ応募したことに驚かれ…。
そりゃぁそうですよね。

わたしは素直に「渋谷で毎日遊んでいるので、だったら働こうと思って」とバカ正直に言ったら大爆笑され、通えるか心配だったけれども毎日渋谷にいるなら通えるね。と即決して頂きました。

ここで芸能人の方もよくお見えになられたのですが、みんな普通に接してるんです。
「ハッ!!!!!!!」と気付いてミーハーな小躍りしたくなるような方々も来たのですが、店員さんもお客さんも普通にしているんです。
あぁ…これが渋谷なんだ…。
"気にしてませんよ~"、"芸能人見慣れてますからぁ~"的な小芝居して、チョッと澄ました都会人ぶったええカッコしいになりました…。
内心は心臓バックバクなんですけどね…。

渋谷のあの世界に飲まれないように必死にもがいていたなぁ…。

ここでもご夫婦が田舎に隠居するまでお世話になりました。

西武百貨店

デパートです、百貨店です。
って、なんやねん!!!!!!!な世界でした。

10代がデパート…百貨店に行くってそうないし…。
1階はお化粧バッチリのキレイなお姉さま方がモデル立ちして構えているし…。

そこのレストランの1つ、フレンチのお店にお友だちの紹介で働くことになり、フレンチの作法も学びました。

あの無駄に(失礼)並べるシルバーの数々。
上に置かれるデザートスプーン。
フィンガーボール等、ここで働いたお陰でチョッとオシャレなお店も、親戚の結婚式でも、恥をかくことはありませんでした。

ワインは未だに良さが分かりませんが(焼酎と日本酒が大好きです…)、ソムリエナイフも使えます。

男性を困らせてしまう位、可愛げのない女の子になってしまったかもしれません。

まず西武百貨店に入っているので、西武百貨店の研修も受けます。
そこの担当者の方がまず第一声で「ディズニーで働いたことある人」と挙手を求めました。

その時には該当する人はいませんでしたが、そう!!!!!!!ここで最初に"ディズニーで働く"ことを意識することになります。
研修は1日だけで社員食堂のカードにチャージさせられ、店長に「賄いがあるのに勿体ない!!!!!!!」と怒られ、買い取ってくれました(優しい…)。

そしてここでも芸能人の方が来られました。
元々本店は有名なお店のため、渋谷の支店もご贔屓にしてくださる方々がおり、中でもお尻を必ず触ってくるおじいちゃん、森繁久彌さん。

触ってから必ず「ニコッ!!!!!!!」としてくる憎めないおじいちゃんだった想い出。

フレンチのお店ですが、西武百貨店(しつこい)。
野球の西武ライオンズさんが優勝すると、優勝セールで頭にライオンズのキャラクターの被り物をしなくてはならず、フレンチのお店で被り物というカオスな状態に。
しかも店長は生粋のジャイアンツファン。
店内にライオンズの応援歌が流れ、被り物をしなくてはならないことで、不機嫌で取扱注意でした。
そんな店長の写真を撮って遊んでいましたが。

ここでフレンチの"サービス"を学び、接客の奥深さを知っていくことになりました。

ここから

夢の国へ???
ごめんなさい…。

自分への挑戦、サービスへの道に進みます。
(それはまた、別の記事に…)

最後に…

オススメのレシピを…。

うちではピンクのおうどんと呼んでいるたらこのおうどん。
たらこ(メンタイコでも可)、おうどん、めんつゆ、マヨネーズ
以上をまぜまぜするだけ。
夏は冷やしうどんで召し上がれ。

本来はキュウリの千切り、レタス、トマト、ホタテの水煮缶があるとサラダうどんとして栄養もバッチリ。

フレンチのお店でどハマリしたメニューが冬季限定であった、牡蠣のグラタン。
グラタンに牡蠣とほうれん草が入っている鉄分万歳のメニュー。
冬になるとこのメニューを毎回シェフにお願いしていた。

通年メニューのオムライスは、デミグラス、ホワイトソースも定番ですよね。
パスタのミートソースをかけると、ケチャップのワンランク上の美味しさに出会えます。

食べ物屋さんで働いていると自然にレパートリー増えますよね。

お仕事の話のハズが…。
ナゼかお料理レシピで締める。

まぁいっかぁ…。

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