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2022年7月 ハリー・ポッターと呪いの子観劇 @赤坂ACTシアター

1. ハリー・ポッターと呪いの子の日本語バージョンやっと見れた

ついに観劇! 
ハリーポッターと呪いの子の日本語バージョン。

私の日は藤原達也さんポッターでした。(^o^)丿

日本語バージョンのローンチが夏に決まっていたので、その前にオリジナルを見に行きたいということで、先行して2月に英国に行った。

その時の感想はこちら。(↓)

2.観劇の感想。英国オリジナルバージョンとの差異など(※ネタバレあり。飛ばしてください)


観劇の感想。ランダムに書いていきます。脚本が発売している以上、ネタバレもくそもないと思いますが、気になるかは読まないでください。(^o^)丿

a.オリジナルバージョンとショートバージョンの差異

私が英国のThe Palace Theatreで鑑賞した呪いの子は、J.K. Rowlingの脚本通り、PART1とPART2を忠実に再現した5時間15分の劇で、日本はBroadwayなどで上映している3時間30分バージョン。

主な違いは以下。

・ハリー・ポッター夢がすべてカットされている(子供時代のペチュニア伯母さんとのやり取り、ハグリットとの出会いなど)
・リリールーナ・ポッターのシーンがカット
・老人ホームで暴走する魔法使い老人シーンカット(凄く大好きだったので残念)
・その他 全体的に台詞、やり取りの短縮&カット
・役者が全体的に台詞を早くしゃべるように指示されている
・しかしアルバスにとって、スコーピウスがどれだけ大切か、というシーンは増えている(*'▽')

で、見比べた結果ですが、正直、オリジナルバージョンは長い!(14時入り22時撤収)と思っていたし、重要な部分はカットされていないので、ショートバージョンで十分だと思います。

ショートバージョンを観劇して気になった方は、脚本を読んで、オリジナルバージョンを見たかったら本国に突撃すればよいと思います。やはりハリー・ポッターの原作は英国なんだから、ガチ勢は見て損はないと思います。

b.日本版と英国版を見比べて


ランダムに箇条書き。

・日本語だろうが英語だろうが、舞台セットが素晴らしい、お金がかかっている。舞台装置のオペレーションは生真面目な日本人がやっているから、正確にやってると思う。

・英国版のほうが長年上映しているので、全体的に役者の演技がまとまっていて、動きがタイトでシャープだった。これは、続けていけば良くなると思うので、日本版を半年後ぐらいに見比べたい。

・藤原達也さんはやはり舞台の人。とても早口なのに、活舌が良く、台詞がはっきり聞こえる。TVでは大きく見えてしまう演技も、舞台なので完ぺきだった。そして素晴らしい毒親ぶりだった。

・アルバス&スコーピウス役に注目。私が見に行った回は、福山康平さんと斉藤莉生さんが彼らを演じていましたが、本当に良かった。
呪いの子の主軸の一つはこの2人の友情にあるから、ハリーも重要だけど、この2人。スコーピウスのちょっとお茶目で人の良い感じ、アルバスのウザさもよく表現されてた。2人の運動量は尋常じゃないので、体力がすごい! そして、上の世代の芝居を学んで、もっと良い役者になってほしい。

・ハーマイオニーのローカリゼーション。
他のキャラはある程度類似点があり、過去のシリーズからの想いを投影できたけど、(私は)ハーマイオニー=エマ・ワトソン=白人のチャーミングな少女のイメージが固定されているので、英国で見た時、黒人ソウルフルなハーマイオニーを同じキャラだと思えず、「はじめまして」の新キャラみたいに見ておりました。
日本版は力強い元宝塚の役者さんで、ローズも髪型が黒人のようなおきゃんな女の子になってて、またしても「はじめまして」。なので感情移入の度合いは薄れていると思います。

・デルフィーニが良かった
英国で見たデルフィーニは、本性を現した時の豹変ぶりのパンチが足りず、少し役不足感があったけど、日本のデルフィ役の人はうまかったから、ヴィランって感じ。

・ボルデモードを「ボルデモー」って発音してて面白かった。

・ディゴリーおじいさん、ダンブルドア、スネイプたんはベテランの舞台俳優さんが演じていて、ひとまず安心した。

・日本版のドラコ・マルフォイはちょっと強めで体力ありそうな方は演じていた。英国版の貴族っぽいポッシュのイメージだったちょっと違う。

・ロンはどこで見ても安定のお調子者。

・ドローレス・アンブリッチはドローレス・アンブリッチでした。

・やっぱり100年以上続く建物英国のThe Palace Theatreはすごかった。気候の問題上、日本は昔の建物を保存する習慣があまりないから難しいけど、やっぱり色んな人の想いを吸った建物って凄いのよ。赤坂もこれから頑張って欲しい。

Noble Collectionのタイムターナー、めっちゃぐるぐる回るよ


c.パトローナスのAR施策

Instagramと連動して1階の壁の模様を読み込むとパトローナスが出てくる仕掛け良かったです。でも人の通りが激しく通路が狭く、劇場物販を購入したり、飲食したりしてたら、それどころじゃないのかもしれないです……。

ハリーとジェームスのおじか
リリー&スネイプのAlwaysめじか

人が多かったので物販は諦めて、欲しかったプログラムだけ別デスクで買いました。紙媒体は好き(*'▽')

英国と合わせて持っているだけでハッピー(読めよ)


3.大きなタイムターナー&赤坂がハリポタ世界化

もうニュース等で拡散されていますが、駅から劇場へ向かう通路、劇場周辺がハリポタの世界にデコレーションされ、音楽も流れているので、わくわくしますね。ハリポタスタジオのオープンも楽しみです。(夕方の観劇が始まった以降に行くと、タイムターナー空いてるよ)

駅前タイムターナー
ハリポタカフェ前
マホウドコロのビル

4.ハリーポッターカフェ

ハリポタカフェ、雰囲気あってなかなかおいしかったです。

でも、予約取れないし、オペレーション不慣れっぽいし、まだたどたどしい感じ。そしてテイクアウトのボトルは絶対買える気がしない。

ウォークインでも入れるように改善したり、それならテイクアウトを充実させるなど、なんか微妙ナウ。

草(^o^)丿
テイクアウトのスコーン

5.グッズのお店マホウドコロ

オフィシャルグッズが購入できるマホウドコロ。
赤坂の新名所にしておいて、ここも予約しないと入れない、はないと思っている。ウォークインでも入れるようにしなさい。せめて子供は入れてあげて欲しい。児童文学をベースにしたコンテンツだぞw

奥に9と3/4線に突っ込むカートで写真が撮れるようになっているけど、店内が狭いからつらい。豊島園のハリポタスタジオができたら、そちらで撮影しましょう。

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