第1回、はなこ、いじめと出逢う
はなこが自分を取り戻すまでの人生行路
15歳の時、はなこは初めて『いじめ』と出逢う
出逢いたくない不本意な出逢いである
理由?そんなものは、なんてことないクソみたいな理由、その子が嫌いだという子と話しをしたからだ、クソみたいだろう?
(はぁ?となるだろう?私も、はぁ?となったぞ)
話しかけられたから、話しただけなんだ
今でも思うけど、クソどうでもいい理由なのだ
私の時は
クラスの99%から無視されたんだよね
残りの1%は今までと変わらず会話してくれたり
状況を読み取って小説を貸してくれたりした
とてもありがたかった
リーダー的存在だったそいつは
全員に私を無視するように告げたけど
それでも、こそっと話しかけてくる男子・・・
それすら見つかる
あいつら・・・四方八方に目と耳ががついてやがる
まるで妖怪だ!ರ_ರ
いうに事欠いて
○○君が話しかけてくれているんだから
なんで答えないんだといちゃもんをつけてくる
話したら話したで
○○ちゃんが彼の事好きなのを知ってて話しているのかと言われる
オヌシらの色恋なんぞ、知らんわい!
あ~、マジで頼むから話しかけてくるな!!
そっとしておいてくれ・・・
これが本音である
学生の頃って、学校の中と家庭の中が世界の中心
だから、この世界を波風たてずにいかに過ごすかが
私のその時のミッションだった
学校も何日か休んだ
そしたら、クラス全員で家に来た
そして担任は言ったんだ『みんな心配して来てくれたんだ、わがままを言うんじゃない、いじめなんかないじゃないか』と私が嘘を言っていると
そう言い放つ担任の後ろには、ニヤニヤとしながら私をみる同級生達がいた(ドラマみたいっしょ?)
これさぁ、心崩壊するしかなくない?しない人いる?15歳だよ?えぐいわぁ、このセンセー
もう私のメンタルはお豆腐よぉ!( TДT)
お豆腐のまま大人になったんだよ、はなこはさ
かろうじて絹から木綿になったくらいよ?
でさ、不登校になった私を自主的にサポートする子が出てくるのよこれが〜(内申点を上げるために)もはや友達ですらない人種、いい人を装ったモンスターが出現する
で、事あるごとにこう言われる
私がいたから学校に行けたんでしょ?
親切の押し売りである
確かに助けてもらったのかもしれない
彼女がいたから学校に行けたのもあるけど
これだけは言っておきたいですが
学校に行くと決めたのも私で
通い続けたのも私なんだよね
ありがたいことに今、心穏やかでいられるのは
背中を押してくれた人や支えてくれる人がいるからです
だけどねどれだけ周りが
背中を押してくれたとしても
支えてくれたとしても
アドバイスしてくれたとしても
前にすすもうと自分が1歩踏み出さないと現状は変わらないんですよ、まずは
1歩踏み出した自分を褒めてあげてほしいです
自分グッジョブって
心が救われた時に
感謝を伝えたらそう言われました
『私は手を添えただけ、はなこが1歩踏み出したからだよ』とそんな良き出会いに恵まれるのは、また別のお話なんですけどね
社会人になって人づてに聞いた
リーダーだったやつが、社会人になって
職場でいじめられていると聞いた
へーそうなんだっていう感情しか沸かなかった
因果応報って本当にあるんだと知った
いつの間にか人の顔色を見るようになって
相手が不快にならないように
行動も言葉も選んで、目立たないように過ごしてきた結果、自分をなくしていた
そして、はなこはフレネミーと出会うのである
この出会いによって40歳近くまで
はなこは、自分のない人生を送る事となる
うん、なかなかの素敵な人生すごしてるわ
はなこよ、がんばれ~
第2回 フレネミーからの脱却