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手書きのノートの重要性
手書きの重要性
僕が起業したのは2001年。その時は会社にPCがありませんでした。
ミーティングも商談も全て手書きのノートです。
経理すら全て手書き。
今では信じられないですね。
そのおかげで、手書きの重要性を実態感を持って知っています。
そして、「この人は仕事ができるな」って人ほど、手書きのノートや手帳を使っている傾向があります。
この事はたくさんの人が知っているとは思いますが、PCがネイティブな最近の若い子にはピンと来ない人もいるようです。
なぜ手書きがいいか、少し書きたいと思います。
ダウンロードとインストール
ミーティングや商談などを全てPCでタイピングしている人に思い返して欲しいです。
残したメモは、「まとめ」や「添削」を行なっていますか?
手書きのノートも同じなのですが、ただ記録しただけでは頭にも身体にも残りません。せっかく勉強しても、それを使うことができない。イメージができないのです。
メモを取るだけでは、言うなら「ダウンロード」しただけです。
その内容は、自分の頭と身体に「インストール」されて初めて機能します。
「手書きのメモ」を推奨するのは、PCでメモを取るよりは書いている作業自体で頭や身体に擦り込まれていくからです。インストールです。
さらに僕はよく、書いたノートを清書するノートを作っていました。
メモ用と清書用です。
清書は、僕にとって完璧なインストールになっていました。
過去の自分に戻ることができる
今後、もし自分自身がチームの管理者になったり、経営者になったり、そういう人を束ねる立場になりたいのであれば、この事はとても重要です。
僕は今も、約20年前である起業前/起業後のノートを今も取ってあります。
営業について、マネジメントについて、自分自身のマインドセット、そんなことがたくさん書いてあります。
”このノートこそが、自分の会社になるんだ!”って思いがありました。
今でこそ見る事は無くなりましたが、起業後の10年間くらいはよく見返すことがありました。
主に必要だったのが、「人材マネジメント」「接客営業指導」のシチュエーションです。
人材育成というのは、この先も永遠続くものです。
入社して来る方達はいつも新人です。
一方、こちらは日に日に時間を経過させ、経験を積んでいきます。
新人さんに教える時は、新人の時の自分の経験を活かして教えないといけません。
でも時間が経つと忘れます。
だから、メモが必要です。
”あの時、どんな話をして教えていただろう?”
”こんな問題があった時、自分はどう考えていただろう”
と、過去の自分の経験に戻ることができます。
今では僕と25歳以上離れた人までが入社してきます。
そんな人達に仕事を教えるのに必要なのは、25年前の自分のレベルを考えることやその頃の記憶に立ち返ることです。
過去のノートは、その頃の自分に戻らせてくれます。
だから、今後大きな仕事をしていったり、大きなチームや組織を管理するようになった時に、過去の自分を思い返す栞になるようなノートがあるといいですよ。
優秀なマネージャーやリーダーの習慣
優秀だなって思う人ほど、過去のノートは資料を見返しています。
自分の頭にある記憶と経験だけで仕事している人の言葉は、あまり刺激を受けません。
自分のチームのメンバーにどんな話をしたらいいか?
こんな内容のミーティングをしたいけど良い話のネタはないか?
自分が教えられていた時にどんな話を聞いてどんな気持ちになったか?
そういったものを駆使して、常に工夫したマネジメントをしていくのがリーダーやマネージャーの仕事です。
優秀な人ほど、自分のノートやメモに頼り、そして未来のために今もノートやメモをとっています。
こういうシンプルなことをしっかりやっている人は、本当に変化します。
PCに触らない時間をつくる
朝、出社してPC開いて、いきなり作業を始める。
これは、仕事が遅い人の特徴です。
仕事が早い人、仕事ができる人、共通しているのは、
”まずプラン(作戦)を立てる人”です。
それも手書きでするのがいいでしょう。
これをやっておけば、タスクは忘れません。
以前、朝イチでやるべきことを手書きでまとめるって作業をやるようになったら、いつの間にか周りの人から「あれ、どうなってる?」という筆問をされなくなったっといっていた人がいました。
時間が決まっていない作業だからといって、いきなりPC開いてだらだら始める仕事は、ただの作業です。その時の自分はただの作業員です。
意識的にPCに触らない時間を作る努力をすると良いと思います。
努力して「ペンを持って頭で考える時間を作る」ようにすべき時代です。
これやるだけで、劇的に自分の成長が変わりますよ!
3年後の自分のスキル
例えば、3年後に20人のメンバーを抱えたマネージャーだとします。
毎日20人のことを考えて仕事をします。
その時、ノートなどをしっかり残さなかった人は、
”その時の自分”だけでマネジメントをしなければなりません。
ノートなどを残している人は、
”3年間の自分の経験”で人に接することができます。
未来になった時に
過去の自分と比較できるようにするために
今の自分のを残していく
結局、その人の能力は、
その瞬間の能力ではなく、
”過去の自分に振り返る方法を持っているかどうか”
だということです。
手書きの習慣で、何かが変わります。
とりあえず、信じてやってみたらいいよ!
信じなくても、やってみたらいいよ!!!
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