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教養の深さと思慮深さ

“衣食足りて礼節を知る“

生活が安定するから、
礼儀や節度を持った行動を取れる

って意味だと思います。
ただ、たくさんの人たちと関わりながら生きていく社会においては、
服着てご飯食べれてるからって、社会でうまく生きていけません。
礼節を知り、教養をつけ、深く深く考えることで、多くの人たちとの関係値を作っていくことができ、そのことが自分のライフスタイルをより良いものにしていけると思います。

教養が低いとチャンスを逃す

よく社内でも言っていますが、
人の人生は「どこにいて、誰に出会ったか」でかなり変わってきます。
ただ、もしかしたら自分の人生を大きく変えるような人に出会ったとしても、その人との差が大きすぎて、ただ「凄い人だ」で終わってしまうこともあります。

僕も起業したのが若かった分、立派な社長さんや大手企業の方達と商談させていただく場面などで、何度となく自分の考え方の小ささや目線の低さを思い知らされてきました。
その差とは、“経験”と“知識”です。
これは仕方がない事なのですが、ビジネスを進めていくためには仕方がないとは言ってられません。
僕はこの“経験”と“知識”の差を埋めることができるのが、
「教養の深さ」だと思っています。
教養に年齢は関係ありません。今までの経験も必要なく、今からでもつけれるものです。たくさん本を読み、新聞やニュースを知り、様々なことに興味を持ち、たくさんの人の話や考えを聞き、人間としての教養の高さを上げることで、自分よりも経験豊かな優れた人達から注目を得ることができるでしょう。

自分の人生を変えるような人の目線に立てるように、
目の前のチャンスを逃さないために、
チャンスがきても何もできない人にならないために、
日頃から教養をつけようとすることは、いい事だと思います。

教養が価値観を変える

たくさんの知識、たくさんの考え方を知ると、それまでの自分とは違う考え方をするようになります。そういった経験をしたことがある人はたくさんいるでしょう。その時に、「前の自分はまだわかってなかった」と自分の成長を感じる時もあります。
「教養」に意識を向けると、自分の成長を感じ取れるようになります。
教養は、誰にも強制されることなく、「自由」に自分で作り上げていく自分自身の価値観です。
個々の成長の速度は、ここで変わってくるといってもいいと思います。

思慮深さとは

「あの人は頭が良いから・・・」
自分よりも仕事ができる人に対して、この一言で片付けてしまう人がいます。計算が早いとかすぐに単語が出てくるとかは、頭がいいのかもしれませんが、仕事におけるほとんどにシーンでは頭の良さではなく、「考えの深さ」が重要です。
仕事ができる人は、その仕事をしている瞬間だけでなく、多くの日常の時間に何周も何周も考えていると思います。
同じ答えだとしても、考えて考えてそこにたどり着いているのです。
いつも深く考えているから、サクッと答えを言える、その姿を側から見ると「頭の良い人」だと感じるだけです。

特に人を扱うリーダー・マネージャーなどには重要です。
例えば、仕事のミスをしたメンバーに何かを言うにしても、
「こういう言い方したら、こう捉えてしまうかもしれない」
「もしかしたらそのミスには、何か違う理由があるのかもしれない」
「ミスを指摘した後、この人にどうなって欲しいのかまで考えないといけない」
「その人には、どんな言葉をチョイスしたら響いてくれるだろうか」
深く考え言葉を選び、性善説で捉えた姿勢を持ってその人に言ってあげないと、伝えたいことが伝わりません。
思慮深さとは、
物事をあらゆる角度や立場から見た
「複数の考え方の詰め将棋」
みたいな感じです。
リーダー・マネージャーにとって思慮深さとは、
自分が見ることのできるチームの大きさとなる器だと思います。

思慮深くなるには

自分より思慮深く考える人とたくさん話をするのが一番早いです。
これも教養です。
あと、何かに即答する自分を疑うことです。
仕事にスピードは重要ですが、それ以上に「正確性」が大切です。
仕事の判断は、「早さ」よりも「的確な判断」です。
メンバーに伝える言葉は「スピード回答」よりも、「正確な“ためになる”言葉」です。
これは、日常から意識しないと身につきません。
簡単ではないけど、身に付いたら一生ものです。

いつも言いますが、
過程が変わらないのに、結果が変わるわけがありません。
自分が変わらないのに、自分の価値が上がるはずがありません。
自分の価値が上がってないのに、自分に良いことがあるはずがない。
世の中に文句を言っても何も変わりません。
雨風に文句を言っても止みません。
自分の生まれた環境に不満があっても何も変わりません。
自分で変えられるのは、今からの自分です。
「あの時、ああしておいてよかった、目先の楽を取らなくてよかった」
そう思う“今”を過ごしたかどうかだけです。

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いつものどうでも良い日記

数億年ぶりに新潟に行ってきました。
ビックチャンスになりそうな気配がある話をもらい、「すぐ行きます!!」と今回の出張を決めました。結果、とても良い商談をさせていただきました!
クライアント様に教えていただいた店で鰤しゃぶなどなどを食べ、翌日はへぎ蕎麦を食べ、サクッと札幌へ。
店の名前に「葱」が入ってるお店は、だいたい美味しい!w

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