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OFFICE OPENと覚悟

TOKYO OFFICE OPENにむけて

4月からの東京OFFICEのOPENにむけて、現在内装工事の段取りが進んでいます。
西新宿で起業し、3年目でまさかの札幌に移転、そして18年くらいが経ち再び東京に拠点を構えることになりました。
今回は新橋。内幸町駅の目の前で、虎ノ門んもすぐで超便利。

現在の業務は、僕だけでなく社員の方々も飛行機や新幹線移動も多く、山手線でいう東側にいたほうが都合良いです。

1年ちょっと前に、仙台OFFICEを狭いマンションから立派なオフィスビルに移転。
昨年夏には、札幌OFFICEで隣のテナントも借りて壁をぶち抜いて拡張と内装リニューアル。
そして現在、東京。
いろいろ考えると、ざっと2,000万くらいをオフィス費用に使ったと思います。
こういう話したら、「それだけ儲かってるのか!?」とか思われるんですが、全く全く全くそんな余裕はなく、貴重なお金を「そこに注力をしたかった」だけです。
未来に向けて覚悟をした投資です。

コワーキングスペースとか

今回、東京オフィスを構える話をすると、シェアオフィスを勧めてくれる方もたくさんいました。
たしかに、最近バシバシ増えてるコワーキングスペースやシェアオフィスはかなり立派です。
大手クライアントさんとの打ち合わせにいったら、We Workだったってこともかなり増えてきました。
We Workのフリースペースとかすごいですよね。
夕方になるとビールサーバー無料ですからね。
その時の人数や業務内容によって、オフィスのリサイズも低いコストで可能です。
退去・管理・什器などを考えたら、費用対効果も全然悪くないでしょう。
僕も検討しましたし、見学もしました。
でも、やっぱり僕は、シェアオフィスとかコワーキングは興奮しませんでした。

覚悟

賃貸物件を借り、内装にお金を使い、自分たちだけのオフィスを作るということをすると、退去するには相当なお金がかかります。
居住用マンションなどとは違い、解約したい6〜12ヶ月前には言わなければなりません。

相当な覚悟をしないと、賃貸オフィスを借りてやることはできないでしょう。
だから僕は、普通の賃貸を選びます。
覚悟してやるためです。

絶対にうまくいかなければいけない。
そうしないとお金がなくなる。
必ずうまくいかせる。
その覚悟を自分にさせるためです。


実はシェアオフィスは大手向き


シェアオフィスは小規模事業者向きのように思えますが、大きな会社こそシェアオフィスが向いているでような気がします。
ビジネス的に考え、お金使ってサクサク事業にチャレンジし、ダメだったらサクサクっと撤収して方向転換。そんなビジネスモデルをやるにはいいかと思います。
これをお金をかけて超速でやればいいわけです。

僕らのような小さな会社は、そんな資本を用意できません。

始めたら簡単には引けない我々のような会社には、資本に代わる保険となるような「覚悟」が必要です。

器の大きさ以上のものは入らない


25歳で新宿オフィスを構えてからの今まで、6〜7回くらいオフィスを借りてきました。
その経験で思うことですが、事業の拡大・採用強化などのポテンシャルは、物理的なオフィスの大きさと比例すると思っています。
小さい器には大きなものは入らないのです。

実際には、大きくなったら新しくしよう!人が増えたら引っ越そう!としますが、僕の場合は僕なりの決意です。
近年は、1人でも起業できる時代になったせいか、覚悟の低い起業をする人を見かけます。そんな人から仕事の話を持ちかけられても、「志の深さ」の違いによる違和感を感じてしまいます。
企業して自分のオフィスを構えるってのは、その人の「志の深さ」の現れだとも思えます。
大手企業はしっかり拠点をもっていないと、業務契約もしてくれませんし。

「腹を括る」ってことです。腹が決まったら、どうにかなりますよ。
後ろの扉が開いているうちは、前には進まないものです。


東京OFFICEには、13名の新卒メンバーを迎えます。
現在は、その準備でてんやわんやです。
今まで味わったことがない重圧です。
不安もたくさんありますが、それ以上の楽しみのために、今はがんばれます。

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TOKYO OFFICEからの景色
内装屋さんと打ち合わせ
SAPPORO OFFICE
SENDAI OFFICE



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