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自分の「役割」を言葉にする

「どんな役割を持っていますか?」

釣竿持って自分が食べる分の魚を釣って生きていくのがフリーランスや個人事業主だとしたら、会社というのは集団でマンモスをやっつけてみんなでその肉を分配するようなものだと思います。
槍を打つ人、足を止めさせる人、倒す人、トドメを刺す人、いろんな役割があったはずです。
組織には必ず役割があります。
会社組織で働くという時、自分の役割が何なのかをしっかり理解しなければなりません。
「あなたは、会社にとってどんな役割を持っていますか?」
この質問に対して、明確な言葉にできないといけません。

「特に役割は言われてないし・・・」
「とりあえず与えられた仕事をやって・・・」

そう思う人もいるかもしれませんが、絶対にそんなものではありません。もっと明確な役割があるはずです。
会社が大きくなり、その人にとってももっと良くなっていくための“何かしらの役割”があるはずです。

その役割をしっかり理解している人は、オートマチックに成長していくようになっています。今まで見て来た人達がそうだったので。
「自分は、こんな業務をしているが、これをする事は会社にとってどんな意味があるんだろうか?どういう仕事をしたら、会社にとってメリットがあるんだろうか?自分に何をして欲しいんだろうか?」
要するに、組織での仕事においては、
自分の役割 = 上司・チームメイト・後輩が求める事全ての共通項目
だと思います。自分の意思はそのあとです。

「役割」をわかっている人は、人に媚びない

上司・先輩・同期・後輩の顔色を伺って仕事をする人は、だいたいが会社の中での自分の「役割」「使命」を理解してません。知っていても、心に重きを置いていません。
本来は「役割」に対して、自分はどれだけできているのかを考えないといけないのに、その軸となるものがないので、ただ“出勤する”“時間を使っている”ことを“自分は頑張っている”と思い、その頑張り方でいいのかどうかを確認するかのように上司や先輩の顔色を伺います。
そして「怒られていなければ問題はないはずだ」と思い、自分の能力を伸ばすことなく過ごしてしまいます。

「役割」がわかっている人は、その「使命」に対してを最優先で仕事をします。他の人からどう思われるかなんて関係ありません。
しっかり自己分析して、ただ自分がやるべきことだけに集中します。
こういう人は、上司や先輩からの評価と自己評価にズレが生じることがありません。

そして、そういった人は上司や先輩に遠慮なく自分の意見を言ってきます。それは、上司と自分の間に、明確な「役割」と言うものがあるので、“直接的な人間 対 人間“とは違ったものがあるのです。
自信を持ってその役割に集中するだけであり、顔色を伺う必要もないので、意見などがあればはっきりと言うことができます。
仕事における適切で明確な質問や意見は、上司に対して自分の成長を見せる最高のパフォーマンスです。

自分の業績評価は誰がするのか?

ここまでの話の流れから行くと、
自分の「評価」は誰がしてくれるものなのか、イメージできるでしょう。
「評価」と聞くと上司という人がすることだと思いがちです。
実際には、「評価」をするのは“人”ではなく、「自分の役割」と「その役割に対してどうだったのか」だけで決まります。
本来、評価は人が介入する必要もないのです。
「自分の評価が低い!」とか「評価してほしい!」って人は、だいたい「自分の役割」について理解してない人だと思います。
わかっていれば、その役割を果たしているかどうかは自分で分かるはずですから。

まずはマンモスを倒せ!!

どんなに頑張っていても、結局はマンモスを倒さないと肉は手に入りません。マンモスは逃げちゃったのに、「僕こんなに頑張ったんだから肉くれよ」っていう人がいたら、ただ自分の愚かさを露呈するようなものです。「どこに肉あるの?本気で言ってるの??」って。
何を言ったって、マンモス倒さないと肉は手に入らないのです。
「とりあえずマンモスやっつけるか!」って考えると、自然にでも「じゃ自分は何したらいいかな?」と考えるでしょう。
自分の評価を考えるのは、マンモスを倒し切った後です。
まずは、みんなでマンモスを倒すために、自分がやれることがなんのかを理解することが大切です。

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以下、本文と全く無関係は、超最近のほぼ日記。

岩見沢に誕生した3x3プロバスケットチームのスポンサーになりました!地域密着型スポーツビジネスにはものすごい可能性があります!
めちゃめちゃ期待してますし、楽しみです!

お取引先に連れて行ってもらった、半沢直樹のロケ地にもなった有楽町のお好み焼き屋さん、お好み焼きランキングTOPレベルで美味しかった!めちゃめちゃ楽しい日だったな。

こちらもこの数年間、ご一緒に仕事させてもらっているクライアントさんとの食事。この2日間だけでも、来年に向けた話をたくさんできて、ワクワクしました。毎日、心から不安がなくならないのですが、だいぶ和らいだ気がしますw
それこそ、僕の代表としての役割を思いっきり話させてもらい、それを聞いてくれる方々には本当に感謝です。

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