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男の中で働く女性。

余談ですが、つい最近宅建士の資格試験に申し込んだ。それに集中しようとおもったのに、少し時間ができたので思ったことを記事に書きます。

(いや、この余談いる???)

■男の中の「女」

私は、女だけど女性の集団というのが苦手(?ただチャンスがなかったのかも)で、大学の研究室や仕事も、ほとんど男性の中に一人女であるようなパターンだった。だからちょっと感じたことがある。

SEとして働いていた時も、同じ現場に10年程お世話になったが、同じチームはほとんど男の人。退職最後の方になって大規模な仕事を担当することになって、大勢の人と顔合わせをすることになったが、女性は私一人だった。あの頃は今のようにソーシャルディスタンスもなかったので集まり自体は、いやーーーーおとこくさいなぁあと思ったが、日常の仕事とか常駐先に通う事は特に何とも思わなかった。

でも、初めの方に思ったのは、正直

私が女一人だから色々甘く見てくれるだろう…

と内心思っていた。だから私が少しミスをしようとも甘く見てくれるだろうという私自身の甘えがあった

でも実際はそんなことなかったし、打ち合わせに出て行って大きなミスをしてしまったときは男の人と同じようにドカンと言われた。もうなんだか理解もできてなくて、自分の不甲斐なさに泣いたこともある。

あの頃は嫌だったけど、今考えると、これは男だろうが女だろうが平等に接してくれていたんだなぁ、と感謝できる。

一方その頃自社で、女性の活躍推進をする動きがあって、私はこれには疑問を持っていた。SEは女性は少ない。中には女性で、産休や育休を取ったりしてちゃんと仕事を続けている方もいる。そういう方はすばらしい。ただ、私には自分たち男性の昇進のために、女性を活躍させようと躍起になっていると感じてしまった。これで私を昇給させたら、自分も昇給できるというにおいがした。

これは個人的な意見だが、やっぱり男性の中の女性は、男の人に少し口出しをするくらいがうまくいくのではないかと思う。サブ的な立場で進むのがうまく回るような気がする。

私がそういった立場で仕事をしていた時期が、とても充実していたからだ。それって、責任逃れ?なんて言われても仕方がないけど(笑)男性がざっくりしたことに興味を持つけど、細かいことに気が回らないから、そういった所をカバーするのが女性の役目で、私はそういう事にやりがいを感じていたと思う。

だから、自分からトップに立ちたい女性はそれでよい。ただ、男性から「立て」と言われて立たなきゃいけない女性は、本当にそれで満足しているだろうか。世の中にはきっとそういう女性がいるはず。

ちなみに、私は「立て」と言われそうだったので、そういう雰囲気になってきたころ会社を辞めた。ま、運よく妊娠したので辞めやすかった。男のそういう昇給欲みたいのに女が使われていたら、すごく腹立たしいもの…。

でも、トップにたつかは別として、男の中の「女」は人間関係が楽です。女だけだと私なんてイジメにあって仲間はずれにあっていたかも(笑)。女性特有の仲間はあんまり体験したことがないから、逆に今更入れそうにない(笑)。

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