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【告知】 オンライン座談会|井筒陸也×河内一馬:『サッカーを「書く」』

初めて彼の文章を読んだとき、これは何か「普通のJリーガー」ではないなと、そう感じました。『敗北のスポーツ学』という哀愁の漂うタイトルをつける井筒陸也が書く文章からは、サッカーをプレーするということに対する大きな苦しみや、葛藤のようなものを感じ、それからしばらくして彼が『プロサッカー選手を辞める』とメディアで突然発表したとき、僕は「Jリーグが新しい領域に入ったな」と、なぜだかそう確信したのを覚えています。

その後運よく出会うことができた僕らはこれまで、サッカーというものを軸にして、ピッチの中に関することはもちろん、ピッチ外の領域まで、あらゆることを議論してきました。

そんな僕らの大きな共通点は『サッカーを思考するために「書く」ことを必要とした』という点にあります。

サッカーという「何か」にとって、いまが大きな転換期であることは間違いなさそうです。僕らがこれまで体験したことのない「大きな危機」とも言えるでしょう。

そんな中で、僕らはピッチでサッカーをプレーする・観ることが出来ない代わりに、『サッカーを書く』という切り口で、オンラインの座談会を開催することにしました。

「『敗北のスポーツ学』を書き、サッカー選手を辞めた者」
「『芸術としてのサッカー論』を書き、サッカー監督を始めた者」

そんな僕らにしか伝えることができない「サッカー」を、皆さんと一緒に共有することができれば嬉しいです。


井筒陸也コメント

「サッカーを書く」ということで、確かに頭の中にとどめているものを含めると、たくさん書いてきたなと思っています。ブロガー界で1番サッカーが上手いとか(これは優れたリフレーミング)言われて、満更でもない気持ちになっていました。
自分がこうして言葉にすることが好きなのは、ひとえに「整理したい」という欲望によるものです。だって、サッカーって、中身ぐちゃぐちゃで、もう意味不明なんです。できる限り、整えておかないと、やってられないんですよ。
一馬くんも、多分そういう気持ちで、その辺りで話が合うので、いつも国際電話(死語)させて頂いています。楽しみ


以下、詳細です。

井筒陸也×河内一馬 2020.4.18_アートボード 1

概要:
『敗北のスポーツ学:井筒陸也(選手)』と『芸術としてのサッカー論:河内一馬(監督)』の対談形式のトークショー

テーマ:
サッカーを「書く」

トピック:
①『敗北のスポーツ学』および『芸術としてのサッカー論』のブランディング戦略
②サッカーを学ぶものは全員「書け」と思うか
③本の読み方・選び方
④文章を書き始めた理由・時期
⑤これからWEBやSNSをどう使っていきたいか
⑥質問コーナー
etc...
※内容は変更になる可能性があります

日程:
4月23日(木)21:00-

参加費:
¥0

配信方法:
YouTubeにて生配信
※開始前にURLを共有します

以上

多くの方のご参加を、心よりお待ちしております。


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河内一馬(カワウチ カズマ)
1992年生まれ(27歳)東京都出身。サッカー監督。アルゼンチン在住。サッカーを"非"科学的視点から思考する『芸術としてのサッカー論』筆者。監督養成学校在籍中(南米サッカー協会 Aライセンス保持)。NPO法人 love.fútbol Japan 理事。2021年より鎌倉インターナショナルFCの監督 兼 CBO(Chief Branding Officer)に就任予定。


井筒陸也(イヅツ リクヤ)
1994年2月10日生、大阪府出身。新宿区在住。(株) Criacaon / Criacao Shinjuku。Jリーガーのオンラインコミュニティ「ZISO」発起人。関西学院大学卒業後、徳島ヴォルティスに加入。2018シーズンに33試合出場、選手会長。2019年、25歳でJリーグを去り現在。ブログ(note)「敗北のスポーツ学」など。


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