敗北のスポーツ学

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アスリートのセカンドキャリア問題とかいう都市伝説

ここで、はっきりさせておきたいのは「アスリートのセカンドキャリア問題はあるのか問題」(meme の山浦さんから借りた表現)です。つまり、スポーツから、スポーツ以外へとキャリアを動かすとき、本当に、そこには「問題」と呼ばれるようなものが発生しているのか?です。

これは、体育会学生の就活も同じです。

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キャリア選択の条件を「お金」と「やり甲斐」に分けるとします。  

まずは「お金」につ

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スポーツについて語るのは、もう終わりにしよう。

関東サッカーリーグ 2部 で優勝しました。

今の僕は「社会人サッカー」をしているわけですが、これはJリーグと別軸で動いている場ではありません。一年に一度だけ、昇格と降格の機会があり、(JFLの動向次第ですが)今回の昇格で、翌年はディビジョン5に参入します。最速で2022年に J3の可能性があります。

あなたの地元を、ドリブルでブイブイ言わしてた "あの人は今" サッカーを続けていますか? 僕も

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フットボールがわたしたちから何を期待しているのか "was das Leben von uns erwartet"

タイトルで読者をスクリーニングするというコンセプトでやっております。もの好きの皆さん、毎度ありがとうございます。

ご存知かもしれませんが、自分は今 関東リーグという場所で、いわゆる「社会人サッカー」をやっています。Jリーグ的な言い方をすれば J6(つまり6番目のディヴィジョン)という位置付けになります。

5/4、多摩市・南豊ヶ丘フィールドで、そのリーグ戦の第4節がありました。

Criacao

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新宿ではたらく Jリーガーの仕事

Jリーグを辞めて、結局 何をするんだ–

株式会社Criacao

月曜から金曜は、朝から晩まで ここで働いています。

事業はいくつかありますが、僕は大学生の「スポーツ」と「キャリア」を、一緒に考えていくことをします。

Jリーグを去る理由に「内面の研究がしたい」と書きました。

「選手を替えたり、監督を切ったり、戦術を語ったり、トレーニング環境に投資したり、給料をリッチにしたり、確かにそういう

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Jリーグを去る理由

クラブからは、今年以降も Jリーグでプレーする機会を頂きましたが、24歳で プロを引退することに決めました。

色々と説明不足で申し訳ありません。

一切、書き溜めはしていないのですが、何度かに分けて書きたいなと思っています。よろしければ、お付き合い下さい。

・・・

小さい頃から身体が弱くて、運動神経が悪くて、大してサッカーも上手くもなくて、そんな自分が、まさか Jリーガー になれるとは思って

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Ziso. 始まりました。

井筒の 個人アカウントとは別に、Ziso.のアカウント(note)で発信をしてくので、ご期待下さい。

・Ziso. note

・「感謝は必要か、期待はプレッシャーか」

(第一弾の記事。Slack内でのJリーガーのディスカッションを公開)

・Ziso. Twitter

今後とも、よろしくお願い致します。

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Jリーガーになるために必要不可欠だった三冊の本

テスト勉強であれば「あっ、これ進研ゼミでやったところだ!」ともなるけれど、必死に生きている最中に「あっ、あの本に書いてたことだ!」と 気づく場面は ほとんどない。

だから、内容をノートにまとめたりもしない。何となく「良いな」とか「覚えておきたい」と感性が揺れるだけで 十分だと思う。そのたびに、人格が形成されていく手応えがある。

そう、読む本によって人格は決まる。プレッシャーに感じる必要はなく、

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何が楽しいのか分からない

結果の過大評価は、過程の過小評価です。感覚的にした(しようとしている)ことを言語化し コミュニケーションするという、社会生活上の最低限の手続きが失われます。「説明はいらん結果がすべてだ」という世界では、言葉を使う機能が低下します。

それでも、他人に何かを伝えないといけない場面はあるわけで、そのときに出てくる言葉は、もう目も当てられないくらい意味不です。これを言うのが 指導者だったり、マネージャー

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ビジョンと葛藤する力。無様になってでも手に入れたい物があるか

勝利か敗北かの「結果」だけを聞かれれば、それは全員が勝利を選ぶ。

ここで思考が止まってしまえば、あなたには「勝つためなら何をしてもいい」という勝利至上主義者、あるいは「勝てばすべてが報われて幸せになれる」という勝利万能説信者になる道しか残されていない。

ドーピングも、悪質タックルも、スポーツの価値も、セカンドキャリアも、恐らく自分で考えることができないだろう。

よく議論されるのは、ここに「内

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「未来の自分ならどうできるのか」という想像を持って 今を戦う

未来の自分ならどうできるのか

先日、高校のサッカー部の同期に会いました。わざわざ大阪から2時間半かけて徳島に泊まりに来てくれて、僕の家で夜通し色々な話をしました。

宇宙、人体、植物と題材を動かしつつ 原理原則というか、アニミズムというか、メタフィジカル的な何かを 僕がほぼ一方的に教えてもらっていました(彼はまともな社会人)。

すぐに使えそうにないことばかりを話していた中で、どういう文脈だった

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