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私の志~ジャパンメディックで成し遂げたいこと~

2019年にジャパンメディックの使命は「健康夢提案企業」として成長し続けること。「人々の役に立つ製品やサービスを提案し、生活者の心身の健康を支え、夢に向かって明るく元気に生きる人を増やすこと」、とそれまであった企業理念体系をアップデートし社内で共有を図ってきました。

社会で生活する人がより明るく元気に夢をもって前向きにいきることが出来る世界をつくること。同時に、ジャパンメディック自体を社員が明るく元気に働ける会社にすること。「社会を明るく元気に」「社員が明るく元気に」この2つが善循環する会社が理想だと思い、その実現に向けて会社のかじ取りをしています。

会社の企業理念や使命をあらためて考えるまえに、自分自身の志・使命にも向き合い、「日本を明るく元気にする」という志をつむぎだし、この志を胸に仕事に取り組んでいます。

志の源

前職では6年間ドイツに駐在し、欧州や中東、アフリカの様々な国を訪問する機会にめぐまれました。その経験を通じて、改めて日本がいかに恵まれた環境にある国なのかということを痛感しました。

欧州先進国であっても地下鉄にはすりが沢山いて、電車に乗っている間は一時たりも油断できない。一方で日本は落とした財布がもどってくるという治安のよさ。またレストランや観光地には必ずと言っていいほど、物売りの子供をみかける。彼らの教育水準はというと、、、、。日本では、すべての子供が平等に義務教育を受けることができる環境のよさ。

海外に出るまでは当たり前だった日本の光景が、いかに恵まれた環境であったのかが分かった。一言で言うと「日本って本当にいい国だよね。日本人はそんな国に生まれて本当にラッキー」ってことです。

そんな恵まれた環境の中で生まれ、育ち、仕事をし、生活する日本人はキラキラと輝いているべきと考えるようになっていたが、帰国してあらためて目にした光景はキラキラとは程遠かった。

自分に矢印を向けずに会社や上司の批判・愚痴に終始する同僚。死んだような顔で満員電車で通勤する中年サラリーマンが衝撃的だった。

私は大学時代、体育会サッカー部に所属し、4年間仲間とともに目標に向かって日々サッカーに明け暮れた。そもそも、サッカーをやるために大学を選んだ人などいない国立大学のチームであったが、同期や後輩たちに恵まれ、4年生のときには所属する選手・マネージャーが目標達成に向けてチームのために全力を尽くせる最高のチームであった。負ければ目標である昇格の道が閉ざされる大一番の試合で勝利した瞬間は今でも忘れられない。

できるならば、仕事のなかでもあの時経験したような喜びや仲間との一体感を味わいたい。良い意味で、喜怒哀楽にあふれる仕事人生を送りたいし、そんな仕事人生を送れる人を日本の中で増やしたい。これが私の志「日本を明るく元気に」です!

今、私ができること

「日本を明るく元気に!!」と大きな旗を掲げましたが、当然、私一人では到底達成できないことだとは思います。ただ、「一隅を照らす」の精神で、理想にむかって自らができることに挑戦していきたいと思っています。

「日本を明るく元気に」するために、ジャパンメディックでの仕事を通じて私ができることは大きく2つあります。

「明るく元気に」働ける会社づくり

1つ目は、ジャパンメディックを社員全員が「明るく元気に」働ける会社にすることです。

少し古いですが、ギャラップ社のエンゲージメント調査で日本には熱意をもって仕事に取り組んでいる人が6%しかいない、というデータがあります。私が日本に帰ってきてみた光景はこの6%の縮図だったのではないかと感じています。一言で言うと、やらされ感の蔓延。または、報酬のための間違った自己犠牲。

誤解をおそれずに言うと、現在、日本で食いっぱぐれることはそうそうないと思います。どんな会社で、どんな仕事に就いたとしても、世界的にみると相当な報酬をうけとり、文化的な生活をおくれる環境にあります。

だからこそ、やらされ感ではなく、一人称で、自ら主体的に会社を、仕事をえらび、働きがいをもって全力で仕事に取り組める。仲間と目標にむかって邁進し、ときには喜び、ときには悔しさを分かち合える。そんな会社をつくり、日本で明るく元気に働く人を増やしたいと思います。

我々のつくる製品で毎日を明るく元気に

2つ目は、OTC医薬品事業を通して、「社会を明るく元気に」することです。つまり人々がより健康的に笑顔で前向きに日々の生活を送れるようにすること、同時にセルフメディケーションの普及を推進し日本の未来に灯りをともすこと。

「明るく元気に」生活するためには、色々な要素や条件が必要だと思いますが、心身の「健康」は不可欠な要素だと思います。小さな体の不調であっても、その人の生活に与える影響は非常に大きいものです。孫と公園で遊びたいが、ひざがいたくて大変、、、。会社や学校に行かなければならないけど、ニキビであっても、テンションがあがらず人前にでたくない。こういった経験はだれしもがあるのではないでしょうか。

私たちの作る製品は、そんな日常の中で感じるちょっとした体の不調を治してもらえる医薬品です。私たちの作る製品を使ってもらい、「健康を取り戻し、毎日を笑顔で明るく元気に過ごしてもらう」。これこそが、ジャパンメディックという会社が実現したい願いです。

セルフメディケーションで未来に灯りを

日本では他国にくらべて少子高齢化が早く進んでおり、そのことで社会保障費が増大し、日本の財政を圧迫しています。確かに高齢化は医療費増大の一任ではあります。

日本12.6回、その他先進国6.9回。

この数字は国民一人当たりの年間外来受診回数です。つまり、その国の人が年に何回お医者さんにかかるかという数字です。見ての通り、日本はその他先進国に比べて倍近くお医者さんにかかる国民であるということ分かります。つまり、日本人はすぐに病院にいく、だから医療費が他国とくらべて高い、という事実もあるのです。

わたしたちは現在OTC医薬品の開発・製造に注力しています。人々の役に立つ製品を開発し、品質のよい製品を安定的に供給することはセルフメディケーションの推進に寄与し、この「日本人すぐ病院に行っちゃう問題」の解決を目指すことにつながります。

セルフメディケーションの推進をつうじて、日本の財政問題解決の一助を担い、私より若い世代が安心して、明るい未来を信じて、自分のやりたいことや仕事に邁進できる世の中にしていきたいと思います。

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