【エモくなくていいやんけ】
エモい。
めっちゃオシャレで、なんか言葉に出来なくて、でも褒めたくて、なんやろう、そこ攻める!?みたいな時に使うんかな。ここ数年で出てきた言葉。
自分にとってはそんなイメージ。
エモい文章が好きだ。
読んでると、情景が想像できて、でも少し悲しくて、一本とられたわーー!ってなるあの感覚が好き。
たぶん人それぞれエモいの定義はあるんだろうけど自分はそんな感じ。
そんな文章を読む度に、自分も、こんな文章書いてみたい!とかすごい思う。
でもやっぱり書けない。エモとは無縁の男なのかもしれない。
アウターのことはジャンパーって言いたいし、パンツのことは長ズボンって言いたい。
下着と間違えられたら困るじゃん。
普通に学校通って、就職して、それなりに悩んで、失敗してって、そんなエモくない人生を送ってる。
ほとんどの人って、そう。
もちろんキラキラしてるように見えるような人もいる。
でもほとんどの人の人生はエモくない。
だったら文章だってエモくなくていいんだと思う。
エモくなろうとしなくていいんだと思う。
アウターはジャンパーでいいし、好きな食べ物はカルボナーラじゃなくてカレーライスでいいよ。
だから自分は、オシャレでエモい文章は書けない。
でも、もしかしたら庶民的かもしれないけど、なんか食べたくなる。外でフレンチ食べるのもいいけど、やっぱり実家で母が余り物で作ったんだろうけど、なんか美味しい。
そんな文章を書きたい。決してかっこよくないんだけど、なんか見ちゃうんだよ。
そんな文章を書ければなと思うし、書けるんじゃないかなって思う。
あれ、エモくね?
エッセイ2020年目標 100本
現在11本 11/100
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