体験価値−価格を+にする
「これは高い!」「これは安い!」・・・生活者がこれらを口にする時、殆どの場合は商品の原価を考えて発言していない。
これが意味しているのは、「私が享受できる価値に対して、価格が高いのか安いのか?」という事である。
分かりやすくする為に、体験価値−価格=「付加価値」とすると、この付加価値を如何に「+に振れた適正値」に保つか、が大切である。適正値の算出は体験価値を作り出すヒューマンスキルなどにもよるので難しいのだが、単に価格を安くすれば良い、という事ではない。安くすればするほど付加価値は上げられる様に思うが、それをすると健全な経営は成り立たない。つまり、価値の提供すら出来ない状況が生まれるのである。
大切な事は、「どうすれば提供できる体験価値を増大出来るのか考え、実行する事」だ。
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