見出し画像

USBカメラコントローラーの製作


画像1


初代のオリンパスのカメラとwifi接続で制御するものを、今回はUSB接続でニコンのカメラを制御できるようにしました。カメラとの接続はPTPプロトコルです。
動画をご覧下さい。
日食や月食の接触時刻の計算もできるようにしており、その時刻を基準に撮影も可能です。本番ではGPSで時刻と座標を取得します。

日食計算は、最初ベッセル要素を多項式近似で用意しておいて計算するものを作りましたが、参考にしたものの問題か日本近くではものすごく正確なんですが、南半球ではずれてしまいました。私の知識では原因が分からず方針転換で、NASAのJPLが公開している天文暦を使っています。ベッセル要素を使わず天文暦を使ったので、日食だけでは無く月食も計算できるようになったので良かったかなと思っています。

また、プッシュスイッチではなくタッチセンサーによりコストダウンと省スペース化を図っています。

下記写真は、
1枚目がコマンドリストです。このリストに従って撮影します。
2枚目は上記コマンドリストを実時間テストモードで動かしたときのログです。
3枚目はコマンドと設定ファイルの詳細です。
4枚目は月食テストモードのログです。
絞り、露出、ISOの設定を1mSec以内に完了してるので早いですね。コマンドリストを用意すれば、日食や月食以外でも、色々とほったらかし撮影ができそうです。

これからデバッグをしながら、部分日食対応や、フィルターの開閉機能などの拡張もしようかなと思っています。

画像2

画像3

画像4

画像5

動作している様子の動画

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?