ビジネスパーソンは決算書を読める能力も必要
『決算書』
自分には縁遠い話だと思っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、決算書が読めないと自分が勤めている会社が急に倒産する、なんてこともあり得る時代です。
幸いなことに私自身は簿記3級を持っていますし、株式投資をやっていますので上場企業の決算書はよく見ていますが、それでもよくわかっていない用語が多かったです。
また、『ここだけ見ればいい』ポイントがあるので、そこだけ抑えてしまいましょう。
難しい用語が多い決算書ですが、本当に見るべき場所は多くないです。本書を片手に、まずは自社の決算書から見るのはいかがでしょうか。
刺さったポイント
『収益』は『利益』にあらず
これ、分かっていない方多いんですね…
収益=売上なので、これが丸々利益になるわけではありません。
収益から人件費や家賃、水光熱費など
いわゆる、『販売費及び一般管理費(販管費とも言います)』
を相殺して残ったのが『利益』です。
売り上げが利益だと考えている経営者がいてびっくりしました。
『売上高』『営業利益』『経常利益』『当期純利益』の違い
詳細は書籍で確認してほしいのでここでは言及しないですが
すべて異なるものです(そりゃそうか…)
『当期純利益』だけ伸びていてもいいというものではないのですね。
特に『営業利益』が伸びていないと…
自己資本比率を見て、借金がどれだけ重なっているか定点観測
毎四半期ごと(せめて1年ごと)に決算書を見て、自己資本比率が悪くなっていれば、資金繰りが悪化していると見極めることができます。
これは一回見ただけではわかりにくいですね。
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