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私にとっての土星と冥王星

今日は私にとって一番ビシバシと私の魂を成長させてくれる土星と冥王星のお話をしようと思います。

私の人生、若い頃からなんとなくいいところまで行けるのに最後の最後で台無しになってしまうことが多い人生でした。人付き合いでも、仕事でも、、、。
社会的な立場で自分というものを確立することが出来きないまま退職したり、上司との関係をうまく築くことが出来ず、微妙な終わり方になってしまうことが多かったのです。状況はどうであれ、自分はまともに関係を築いていく事が出来ないのか、、、と、自己嫌悪に陥っていました。
そんな中、最後に勤めた会社が超ド級のブラック企業で、その時もうこの業界で一生働けなくていいから、バックレて辞める。という選択をしました。
このことは以前に「大きな挫折」で書きましたが、その経験は私にとっては今まで積み重ねたことをゼロにしてしまうような、自分が一度死んだような、大きな体験でした。

その時の私が幼かったと言ってしまえばそうなのですが、
社会にでて何度か繰り返すと、いつの間にかそれが大きなコンプレックスになっていて、社会に出ていく事が怖くなってしまいました。
その後は色々端折りますが、結婚して、出産して、離婚危機になって、アメリカに住んで、いきなり弁護士沙汰のトラブルに巻き込まれて、なんか自分をやっと生きれるようになって、今に至るわけです。

今まで何度も、極限まで追い込まれるようなことがあったのです。

はい、突然ですが、これは私の出生図(ネータルチャート)です。

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簡単に説明をしますが、
これはホロスコープと言います。出生図を表しているのでネータルチャートのホロスコープです。
惑星は10惑星あり、それぞれ、私たちが生きるための衝動や欲求、能力が表されています。
一番外側に記されている記号はサイン(12星座)です。サインはそれぞれの惑星の性質を表しています。
このグラフは12のお部屋で分割されています。これをハウスと言います。
1から12ハウスまでありそれぞれの惑星が活かされやすい場所(シーン)を表しています。
占星術とは、私たちが生まれた時に惑星がどの星座でどのハウスに入ってそれぞれどういう位置関係になっているかで読み解いていきます。

多分全然ピンとこない人が大半かもしれませんが、占星術に少しでも興味が湧いてくれたらなぁ~という思いで少し説明しました。

さて、ここで本題に戻ります。
私はいつも「極限までに追い込まれて、物事を終わらせてしまってうまくいかない。」ということが繰り返されていたのですが、

これは正しく、今回のタイトルでも書いた通り、土星と冥王星の影響なのです。
土星と冥王星が引っ付きそうなくらい近い位置にあって、しかも太陽と対局にあります。(専門的な言い方ですと、土星と冥王星がコンジャンクションで太陽とオポジションと言います)
※今回注目している箇所をチャートの中で黄色の点線で囲ってあります。興味がある人はそこに注目してみてくださいね。

まず、太陽はおうし座で4ハウス
これは簡単に言うと、私は、守られた安心できる空間で五感を楽しませながらマイペースに自分自身を輝かせたい、自己実現させたい。と魂が望んでいる。と読むことが出来ます。

土星は、今世でじっくり取り組む課題や、カルマやコンプレックス表します。
10ハウスは社会性を表します。そもそも、10ハウスに土星があるだけで、仕事や自分の環境に不満やストレスを感じやすく、社会って厳しいなぁ~、、、。と思っているタイプが多いのです。
正しく私も、社会って厳しいなぁ、自分は社会に適合出来ないなぁ、、、でコンプレックスでした。
しかも、強制力のある冥王星がくっついているもんだから、限界に挑んだり、異常なまでに厳しい人生になりやすかったりする。
さらに、太陽と対局にあることで、社会で絶対的権力のある立場の人から徹底的に押さえつけられたり、支配されたりすることが起こりやすい。
、、、もうここに書ききれないくらい散々な感じです。泣

でも、納得なんですよ。ほんと、この通りの人生だったんですよ。

じゃぁ、そういう星の配置を持っているということは、これからもそういう人生って事っ????
って疑問に思いますよね?
でも、それは違います。冥王星や土星がただ悪い星で私の人生に困難をもたらしているのではないのです。
それは、私自身が、自分自身を理解せず、魂の設定から外れた生き方をしていたからなのです。それを、冥王星や土星が本質に戻るように教えてくれていたのです。
私の場合、配置的にかなりのスパルタな気付かせ方になっているんですけどね、、、。汗
自分の本質を理解しないで生きていると、冥王星が、「はいっ終了ー!」と、根本的な改革を起こし強制終了させて本質に戻そうとし、魂の課題から目をそらそうとすると、土星がビンタしてくる感じです。
多分、これは気付くまで起こります。、、、こわー。
しかし、そこを死に物狂いで乗り越えることで、自分の魂の本質に近づくことが出来るのです。

私は自分自身の事を勘違いしていました。今まで土星と冥王星がスパルタ教育してくれたおかげで、やっとやっと、私が本当に求めているものって何だろう、、、と考えられるようになったのです。
今まで起きた挫折や、悲惨な出来事は、全て私が気付くためだったのだな、、、と思うことが出来たのです。

さらにもっと専門的に読んでいきますと、
2ハウスのカスプはやぎ座、やぎ座の主星は土星です。その土星は10ハウスに入室しています。
このことから、そもそも私は、自分の価値観や感覚に自信がなく、お金に関してブロックがあり苦手意識がある。社会に出ていく自信が無い。と読むことが出来ます。しかし太陽星座はおうし座で4室にあります。感覚が敏感で太陽は自分の価値観をフルに生かす事を求めているのです。
苦手だけど活かしたい、、、。矛盾していますよね?
これは自分の感覚に自信が無いという状況から、自分の価値観を確立し、感覚を信じて社会に活かせるように進化していきなさい。という魂の設定なのです。そうする事で太陽の自分の望む4ハウス(家や安心する場所や晩年)での自己実現をしやすいということなんだろうな、、、と思うのです。

自分の魂が求める本質って一体何?って思いますよね。そこが一番重要です。
それは、太陽を獲得して生きるということです。
しかし、私自身本当の自分自身(太陽)を理解できていなく、月星座を本当の自分自身だと勘違いしていたのです。
この考え方はマドモアゼル愛先生の月の理論に基づいています。
私はこの理論を知って、ハッとさせられました。
まだまだ、私も太陽獲得中ですし、自分自身の探究は一生続くと思っています。でも、その事実を知る事ですごく楽になったのです。
私がどう勘違いしていたのかは改めて書こうと思います。

というわけで、太陽、土星、冥王星、サイン、ハウスだけで、これだけたくさんの情報を読み解くことが出来るのです。実はこの三つの惑星だけでも、もっと書ききれない情報が記されています。

占星術はただの占いにとどまらない、自分自身を知るための果てしない宇宙の叡智だとつくづく思うのです。

つたない文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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