濃厚な2021シーズン
2021年ももうすぐ終わります。
サッカー界のこの時期は来季のことで騒がしくなり、1番ネットの情報に敏感になる時期ですね。
僕はというと、、
夏に戻ってきたヴァンラーレ八戸と契約更新を済ませて来シーズンに向けてオフシーズンを過ごしています。
試合はもちろん練習も何もないです。
毎年1ヶ月程あるこの時期は、しっかりと休んで普段会えない人と会ったりして気持ちをリフレッシュさせることも大事だし、トレーニングでフィジカル的な改善をして来シーズンに向けてパワーアップする事も大事になります。
それと同様に、頭の整理も大事な作業かと思います。
今回の記事ではその大事な頭の整理をしていこうと思います。
2021シーズンは僕にとってプロ10年目の節目のシーズンで本当に色んな事があり素晴らしい経験が出来た1年でした。
毎年頭の中で整理はしていたのですが、今年は素晴らしい経験を最大限活かすためにも、それとこの素晴らしい経験が誰かの為になればと、今年の振り返りをこのnoteに言語化して残しておこうと思います。
よろしくお願いします。
(文の構成としては前半でざっと振り返って後半で思ったことを書いています。)
2021シーズン振り返り
まずはざっと時系列で振り返っていきます!
1月 ヴァンラーレ八戸を退団→無所属に
2021シーズン。
無所属になったところからスタートです。
2月 無所属
この時期に実は、J2の2チームのキャンプに参加していました。
結果としては契約には至らなかったのですが新たな出会いもあり苦しくもとてもいい経験が出来ました。
3月 #Reback→福島ユナイテッドに加入(3月25日)
Rebackプロジェクトを経て福島ユナイテッドFCに練習参加。
そこから契約してもらう事が出来て、やっとの思いでチームが決まりました。
ここの流れは以前noteに書いたので是非読んでみてください!
4月 肉離れで離脱
福島ユナイテッド加入後すぐに環境の変化からかハムストリングを肉離れしてしまいました。
5月 クラスター発生→福島デビュー
チームがクラスター認定され活動が休止。
しかし試合延期は1試合のみ。
十分な練習が出来ない中で限られたメンバーで試合をする事に。
その試合が福島でのデビュー戦。
僕自身も怪我明けで不安とリスクはあったけどそんな状態で試合をするしかなかった。
中々出来ない経験だったと思います。
それでも皆んな足を攣りながらもチーム全員で闘って勝てた時の達成感は特別なものでした。
6月7月 試合になかなか絡めない
4月の肉離れからの復帰段階が活動休止の時期と重なったため充分なリハビリが出来ず、その反動からコンディション調整に苦労しました。
それにチームは好調を維持していて中々試合に出る事が出来ませんでした。
もちろんそれもこれも自分の実力不足ですが…
それでも監督の求める事を出来るように自分と向き合った。
僕にとっては成長するために自分に必要な時間でした。
8月 ヴァンラーレ八戸に移籍
ヴァンラーレ八戸に夏のウインドウで移籍。
9月 コロナによりチーム活動が休止
移籍先のヴァンラーレでも再びコロナの影響でチーム活動が休止になりました。
10月 Jリーグ通算100試合出場達成
なかなか上手くいかない中でもJリーグ通算100試合出場を達成。
11月 9試合勝ちなし→久しぶりの勝利
期間にして2ヶ月ちょっと。
ずっと勝てなかったです。
試合に出させてもらってたし、夏に途中加入した立場だったので相当責任を感じていました。
本当に苦しかったし、どうやったら勝てるかたくさん考えました。
改めてサッカーの難しさと自分の力の無さを感じました。
でも考えて苦しんでもがいて…だからこそホーム最終戦で久しぶりに勝てた時は、本当に嬉しかった。
勝利の味、サッカーの素晴らしさを改めて噛み締める事が出来ました。
12月 仲間との別れ
プロの世界だから当たり前だけど、次の年も同じメンバーで出来る訳ではない。
出会いもあれば別れもある。
サッカー選手の12月は本当に寂しい時期ですね。
特に今年はプライベートでも本当に仲の良かった上形洋介と高見啓太がチームを去ると言うことで本当に寂しさを感じています。
それでも大切な仲間である事に変わりはないし2人にいい刺激を与えられるように僕は八戸で頑張ろうと思ってます。
最後に思った事を
ざっと振り返りました。
(夏の移籍と100試合の時の思いは以前記事にしてあるので画像にリンクを貼っておきました。)
毎月何かありました。
夏に移籍するだけでも結構な事なのに、無所属の時間があったり、コロナの影響を2回も受けたり、上手くいかない時間があったり、それでも100試合を達成したりと…
本当に濃すぎる1年だったと思います。
3年分の濃さはあったと思います。
無所属の期間に違うチームでキャンプを3回(J2の2チームとReback)。
福島でも中段期の夏にキャンプをしたので1年で4回。
そんなにキャンプをしたのは多分サッカー選手で僕だけだと思います。
そして色んなチームに行ったことにより本当に多くの人と出逢う事も出来ました。
出会いは宝です。
苦しい時間もたくさんあったのですが、僕にとってはどれも素晴らしい経験となりました!
サッカーでもボランチと言う新たなポジションを与えられ自分の可能性を広げる事が出来ました。
改めてサッカーの奥深さと楽しさを感じる事が出来ました。
やっぱりサッカーは楽しいし、もっともっと上手くなりたい。
純粋にそう思っています!
2021年、僕にとっては本当に素晴らしい経験が出来た。
改めて色んな事を学んだ。
でもそれだけでは駄目。
プロなんだから結果を出さないといけない。
プロサッカー選手として何かを与えられるようにならないといけない。
そのためにまだまだ自分は足りない事だらけです。
これから今年のこの素晴らしい経験や学びを活かしてもっともっと成長します。
2021年、僕に関わってくれた全ての皆様。
本当にありがとうございました!
そして2022年もよろしくお願いします!
より良い1年にしてみせます。
皆さん良いお年を!
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