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【学校に行ってみた】かえつ有明中・高等学校(Part 1:生徒の皆さんを見て感じたこと)

こんにちは!
本日は東京都は江東区(東雲)のかえつ有明中高さんにお邪魔しました!!
もう本当に学びが深すぎて、全然1つの記事に書ききれないので何度かに分けて書きたいと思います。笑

そんなPart 1は「生徒の皆さんを見て感じたこと」と題させていただき、今回の見学でいっっっちばん僕自身が影響を受けたことについて書いていきます!


かえつ有明中・高等学校さんについて


最初に基本情報から。
東京都は江東区の南にある中高一貫校です。昔は女子校だったところを共学にし、国際色を強めていきました。そして現在では
「教育は時代によって変わっていくため、その時代に合わせた生徒にとって必要な教育を提供し続けていきたい」
という思いで、どんどんどんどん最先端の教育を取り入れているそうです。

僕の母校では信じられないことに、高校はほとんどが内進生で、高校から入学する人はほんの少しなんだとか。

そして、そのほんの一握りの外部生と、内進生の中でも限られた生徒だけが進む特別なクラスがあるそうです!!
それが、「高校新クラス(A組)」👏
なんだろ、なんかもう少し他の名前もあったのでh*!@q#;)
(すみませんでした!)

というのもこの高校新クラス、何が新しいかというとプロジェクト型の授業がめちゃくちゃ多いんだとか!
そんなこんなで、今回はこの高校新クラスの生徒さんとたくさん話す機会をもらえたので、彼らをベースに書いていきたいと思います!

自分が何を好きなのか、何に興味があるのかが明確


まず驚いたのは
「今何に興味があるの?」「何をしたいの?」という問いに対し
間髪入れずに自分の意見を伝えてくれることでした。

僕が今まで経験した、
「え、いや、特にないっす」「わかんない」
というちょっと気まずいような、ソワソワした感じもなく、
本当に自然に、
「実は私、、」「あります!聞いてください。、、」「将来の夢はないんですけど、、」
と話てくれるんです。

書いたように、全員が「将来の夢」を持っているというわけではありませんでした。(夢があることがいいことだと言うつもりもないです💦)
ただ、唯一「ない」と答えた方も、
「来年は環境を変えたい。そのために留学して、今興味のあることを学ぶつもり」と自分なりの考えを教えてくれました。

それは学力や思考力の高さも関係しているのかもしれませんが、
かえつ有明という環境がそうさせているのではないかと感じられました。

また、別途書くつもりですが、高校新クラスでは「お互いの意見や発言を遮らない。否定しない。」というグラウンドルールが本当にしっかりと生徒に染み付いていました。
そのため、意見交換、対立は日常茶飯事。

その上で自分のプロジェクトを持って探究することを求められるクラスなので、自分のやりたいことを何度も聞かれ、どんどん推奨される環境です。
この環境こそが、彼らに安心して自分のやりたいことや好きなことを考える力を与え、全力でそれを行動に移せるようになるのではないかと感じました。

教育機関を作りたいと語る高校3年生


たまたま、何度か話す機会があり、帰り道も一緒で途中まで一緒に帰ることになった生徒。

彼は元々マレーシアに住んでいて、日本の教育にびっくりしたそうです。
「なんでこんなに自由がないの?」と
彼は僕にこんなことを語ってくれました。

日本に来て驚いたのは、先生が生徒の行動を逐一コントロールすることです。例えばみんなより早くタスクを進めようとすると「ちゃんと話を聞きなさい」、少しでも周りと違うことをすれば「なんで他の生徒と一緒にできないの?」
僕はもっと生徒が自分の意思や好きなように活動して、学べる場所を作りたいんです。

この想いを持って、彼は日本中のフリースクールについて調べ、自ら見学させてもらいに行っているそうです。(なんかちょっと親近感湧きますね笑)

そしてその中で、自分の理想に近い活動をしている団体を見つけ、自分の教育実現するための構想を練っているんだとか。

話を聞いていると、中学生の頃から教育に興味を持っていたわけではなく、高校新クラスで友達と対話を重ねる中で自分のやりたいことが明確になってきたそうです。

考えていることが幅広くこれから先もずっと教育に興味を持ち続けるかはわかりませんが、僕は彼が今持っているものに感銘を受けました。

自分なりの目的、目標を持ち、そのために行動している彼は間違いなく「主体性」を持っていました。

そんな彼を純粋に尊敬し、僕自身も頑張ろうと改めて感じました。

スリランカの友達を想う高校3年生


彼女はスリランカに友達がいるそうでその友達から現在の経済状況と貧困について話を聞いたんだそうです。

ニュースやネットの記事でじゃなく、自分と同い年くらいの友達が、普段から使ってるインスタとかラインってツールで、私に言ってきたんです。
「今こんな状況で、大変な思いをしてる人がいっぱいいて、ただこの状況を多くの人に知ってもらえるだけでもありがたい」って
だから私にできることをやりたいなって思ったんです。

変に熱く語ることもなく、淡々と、でも真っ直ぐにはっきりと話す姿から、
彼女の言葉は気取ったものではなく、心から率直に感じたことなのだということはすぐにわかりました。

彼女はこの夏にスリランカに行き、現地ではどのような状況なのかを自分の目で確かめに行くそうです。
そしてそこで感じたこと、思ったことを、また自分の言葉で多くの人に届けていきたいと語ってくれました。

誰かのために、自分にできることを探し、行動をする彼女の姿も、「主体性」だと感じました。

そして同時に、世界中に友達がいることの価値を改めて感じられました。
ニュースやネットの記事だけじゃなく、誰でもない、自分の友達の言葉が彼女を動かし「なんとかしたい」と思わせたのかもしれません。

世界とつながることには大きな意味があるということを
改めて気付かされました。

まとめ


今回は上記の2人について書きましたが、
他にも話を聞いていて影響を受けた生徒がたくさんいました。

生徒一人一人と話せたことが、僕自身に影響を与えてくれたと思います。
本当にこのような素敵な機会をくださった田中先生には感謝しかありません。🙇‍♂️
そして快く受け入れてくださった生徒先生の皆さんに改めて感謝です!!
ありがとうございました。👏👏

僕も負けてはいられません!(勝ち負けではない笑)
とても素敵な影響を与えてくれたかえつ有明さんのように、
これからもチャレンジし、成長し続けていきたいと思います!!

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