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心理学から学ぶお手軽なストレス解消法4選

この記事はこんな人におススメ
・正しくストレスを解消したい
・ストレスに悩まされている



ストレスは人生の大敵

人生においてストレスというものは、ほとんどといっていいほどあるものです。
「上司に嫌味を言われた」とか「原因不明の体の痛みが続く」とか「受験のプレッシャーが」等々上げればたくさんある事でしょう。
そして大多数の人がそのストレスに大なり小なり苦しんでいるものです。

本当ならばストレスの原因を切り離すのが一番の特効薬なのですが、それが難しいという人が多い事でしょう。
ならば解消法を行うことで、自分へのダメージを少しでも減らしたところであります。
ということで、今回は手軽にできるストレスを解消法を3つご紹介します。



解消すべきは慢性ストレス

実はストレスは2つに大別できます。
対処しやすいもしくは短期間で終わる急性ストレス対処しにくいもしくは長期間に及ぶ慢性ストレス。

どちらがよろしくないといえば慢性ストレスのほうで、これが続くとうつなどをはじめ腸に穴が開いたりとろくでもない目にあうわけです。

慢性ストレスと急性ストレスに関してもっと知りたいならこちら


いま考えると自分がうつになった要因のひとつは慢性ストレスなんだろうなぁと思ったり。

というわけでストレスを解消しないと僕みたいにうつになる可能性もあるってわけです。



お手軽ストレス解消法4選

それではストレス解消法を紹介していくわけですが、今回は初心者でもできるお手軽解消方法を紹介。

ウォーキング

ラトローブ大学の研究によると時速5~6kmで歩くとストレスレベルがDOWNするとのこと。
激しく動く必要のないので家の中でできるのも良いポイント。

ちなみに軽いウォーキングにはストレスレベルがDOWNするだけでなく、記憶力が良くなったり注意力が上がったりといい効果が盛りだくさん。

興味がある人は下記をご覧くださいな。



読書

とはいえ家の中を歩き回るのも厳しいということもあるでしょう。

同じくラトローブ大学の研究では読書がストレスを減らしてくれるとのこと。
さらにサセックス大学の研究では、読書がストレスを最大68%減らすことができるという結果が出ています。
研究によると、どうやら読書は心拍数を下げ、筋肉の緊張を和らげることで、体をリラックスさせてくれるようです。

確かに本を読んでるときって落ち着いてるときが多いですよね。これは納得。




マインドフルネス瞑想

とはいえ読書は、本がないとできないというデメリットがあります。
ならば何もない状態でストレス解消できる方法を紹介します。

シドニー大学等の研究によると2分の瞑想でストレスが減ったとのこと。

で、ストレスが減るのは分かったが瞑想って何ぞやという疑問が出るところ。
実は瞑想ってのは色々あるんですが、ここでは「現在の体験を受け入れながら注意を向けること」っていうマインドフルネス状態になるのが目的。

つまり今回のストレス解消法の瞑想はマインドフルネス状態になるための入り口みたいなもの。(ちなみに瞑想とマインドフルネスは違うもの)

具体的なやり方としては、

  • 背筋を伸ばして座る。地べたでも椅子でもOK.

  • 呼吸に意識を向ける。「息を吸ってるぞー、息を吐いてるぞー」

  • 余計な感情が出たらそれに気づいて呼吸に意識を戻す。例「今日の晩御飯が気になってる自分がいる、よし呼吸に意識を戻そう」

って感じ。
瞑想っていうと宗教やスピリチュアルな雰囲気がありますが、こちらはストレス解消法としては多くの研究で効果が認められているので、信憑性は高め。




セルフコンパッション

このnoteでも以前記事にしましたが、セルフコンパッションも有効。
自信への身体接触によりオキシトシンを分泌させストレスを軽減させることができます。

こちらに関しては下記の記事を参考にしてください。




大事なのは

ここまでストレス解消法について書きました。
慢性ストレスを与えてくる環境を減らすことが重要とはいえ、そう簡単に出来たら苦労しないもの。
であるなら、ストレス解消法で心身をケアしつつ、ストレス環境を減らす方法を探していくのが現実的でしょう。

皆さんのストレスの悩みが減るよう願っております。





参考資料
https://www.takingcharge.csh.umn.edu/reading-stress-relief

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21716708/
https://psycnet.apa.org/record/2006-03023-002


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