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宿題って必要??〜完結編〜

宿題って必要か、否か、
私の考えを書いています。

前回の記事はこちら。

教員時代は当たり前に宿題を出していました。
毎日のチェックが大変すぎる、とは思っていたけど
みんなやってるからやるのが当たり前で常識で
「そういうもん」としか思ってなかった元教員です。

それから、子どもが小学校に上がり、
何事にも意欲・理解力・実践力のある娘が
学校には行きたがらないし、宿題やりたがらないってことで
「学び」とは?と考えるようになって

宿題は意味がない

そう思うようになったことを書きました。


今日はその続き。


上の娘は3年生になり
今度は息子が1年生になりました。

息子はまた娘とは違って
3月生まれってこともあるのか?
学校の勉強にスムーズについていける方ではなかった。

理解力がないわけではないけど
違った解釈をしてしまうことが多くて
ちょっと個別に説明が必要なところがある。
文字の読み書きもスローペース。

そんな子もいれば、
先生の言わんとしていることを察して動ける子もいる、
そんな、まさに多様なのが1年生です。


息子も宿題を嫌がりました。

私も、書いてきたように
嫌々ならやらなくてもいいって思っていたし
何より無理やりやらせるってお互い苦しいことだから
気持ちが乗っていそうなときに、できる範囲でって感じにしていました。

やりたくないことをやらせるのって
ものすごいパワーいるし
息子は特に拒絶が強かったから大変で。

だけど、

そんな中でもやってみると

すごくがんばる姿や
こんなに集中するんだって姿
こんなこともできるように!?って姿が見られて
私が幸せ感じたんですよね。

その喜びを伝えると息子も嬉しそうだし
そういうコミュニケーションの時間にもなって。

なんかいいじゃん!

って思うようになりました。

「たぬきの糸車」紙芝居づくり


「どうぶつの赤ちゃん」音読


よく言いますよね。


なんでも捉え方次第


娘を見ていて、また教員時代の大変さから

宿題はなくていい
ない方がみんな幸せなんじゃないか

って思っていたけど、

今は宿題が
子どもとのいいコミュニケーションツールなって
私たちの間でいい循環を生んでくれている。


長期休みの宿題も
目標を決めてスケジュールを立てて
達成感を味わうように一緒に取り組んでみたら
楽しくやり終えることができた。

これも感動だった!


「やりたくないことをやらせる」モードにならなきゃいけないのが
特につらい。

教員時代もそのへんごまかしごまかしやっていた。
自分にも子どもにも嘘をついていた感覚がある。

もう嘘をつきたくない。

一つ前の記事より引用


「やりたくないことやらせる」のではなくなり
こちら側も気持ちが全然違う。


宿題の目的を何にして、どう取り組むか?


ってことが、すごく大事だなと思うようになった。



そしてそして、

なんと2年生になった息子
まだ1ヶ月経ってないけど

たどたどしくしか読めなかった国語の教科書
めちゃくちゃスラスラ読めてる〜〜

そして、漢字もなかなか覚えられなかったけど
書けば書くほど覚えてる実感〜〜

「ふきのとう」はほんとにスラスラでびっくり!


下にいけばいくほど、形を認識して書いているのがわかる。


筆算までできるようになるなんて!息子の進化っぷりに母感動!
繰り上がりもなんのそのでやってました。


反復って、意味ある!!!!!


人生で初めて、そう思いました!



教員時代、意味があるかないか、わからなかった。
「きっと意味があるはず」と言い聞かせるしかなかった。

でも本心は疑問や不安があった。
それを子どもたちに課していいのか?と。

子どもたちをだましていたようなもんですよね・・・
だましだまし、ごまかしごまかしが心地悪かった・・・


けど、ここで初めて、意味があったんだと思えて
宿題に取り組ませることができています。



「やらされる」側も
「やらせる」側も

納得感がなければ、苦しい。


ある高校の先生が言っていました。

生徒指導と銘打って服装検査、頭髪検査をしていたけど
本当に苦しかった。
けど、やるしかなかった。

「ルールだから」で済ませることがほんと多いけど
それって誰のためにもならない。涙


なんのためなのか?

やる意味がどこにあるのか?

その先に幸せや喜びがあるのか?


教育は特に、10年後20年後30年後の子どもたちが
どう生きていくかの土台をつくるものだからこそ
丁寧に紡いでいく必要がある。

目的なく苦しみだけ与えるようなことだけは避けたい。


ただ、大人はそういう「将来のため」という
長期の見通しが持てるからいいけど
子どもはなかなかその意義はわからない。

だからこそ、

「やってること自体が楽しい」っていうのもかなり重要。


大人の「長期的な目的・意図」と
子どもたちの「楽しい・やりたい」

が重なるのがいいのかもね〜


というのが、今のところの結論です。



親としてもできることがまだまだあるな。

それには、やっぱり余白!

今回の見方ができたのも、余白があってこそ。
時間的にも心にもゆとりがなかったら無理だったこと。
じっくり子どもを見られたからからこそ。

子どもの成長を真に見守るためには、余白が大事!

学校にゆとりを、大人にゆとりを。もっと余白を!


子どもたちのためにも、
大人のゆとりを本気で獲得していかないと!

どこに力を注いでいくか、またクリアになってきた〜


まずは、自分自身の時間と心の余白を!


私はマスタータイムコーディネーターの認定を受け
時間の整理、その人にあった使い方、目標達成の道筋づくりなど
お伝えしている講座もしています!

まだまだ磨かなきゃいけないし
紹介するページも何もできていないけれど
今年はここも大事にしながらやっていけたらと思っているので

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