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「生き生き」の取り戻し方

うちには
11歳になる
ミックス犬がいます。

ダックスとマルチーズのミックスで
マルックス。

名前は、タビスケ。
(この名前に、いつも二度見ならぬ、
 二度聞きされます。笑
 珍しいんですかね?)


毎朝散歩に行きます。

夏真っ盛りの暑い日は
5時台にいっていたけど

秋に差し掛かった今
(といっても残暑きびしい)
息子に「いってらっしゃい」したあと
7時40分くらいにいくと
ちょうどいい感じ。


今日も歩いていたんだけど
ほんとに生き生きしていて。

私にとって
「生き生き」って
大事な価値観なので
ついつい嬉しくなります。


家ではこんな感じで
いつもくったり寝ています。



シニアになってからは特に
家では寝っ転がっていることが増えた。


だけど、散歩となると

足取り軽く
鼻をヒクヒクさせ
時には力強く引っ張り
散歩を思い切り楽しんでいる。


楽しんでいるというか

「生きている」

って感じ。


そう、
私にとって大事なのは、


自分の人生を生きているか



家でのタビスケももちろん
タビスケなのだけど

彼の散歩での姿は
やりたい、行きたいパワーに
みなぎっている。

いつもはひっついてばかりの
大好きな飼い主様を
グイグイ引っ張るほどに。

自分の一歩で
未来を切り開いているよう。


内からの溢れるエネルギーって
こういうことだなぁ。


私はかつて
「生きていなかった」時期があった。


内からのエネルギーなんてなくて
カラカラなのに
無理してアクセル踏んで
目の前のタスクを完了していった。


そんなことして
誰が幸せになるのか?


今なら客観的にそう思えるけど
その時はそれしかやり方を知らないし
私なりに一生懸命だった。



職場の人たち
ママ友たち

「生き生き」している人が

本当にうらやましかった。


自分は薄情だから
子どもへの愛情も
仕事への熱意もない
知識もスキルもないし
不器用だし

先生として
親として
人としてダメダメだ


本気でそう思って
勝手にへこんでいたし

未来に希望がもてなかったけど


こんな私にも

あったんです。


私みたいな砂漠の心には
湧き出る水があるはずがないと
思い込んでいたけど


あったんです。

掘り当てられたんです。



タビスケは
散歩に行くと
自然と内から
「生き生き」エネルギーが
溢れ出ます。


私は
自己理解を通して
「生き生き」を取り戻しました。

自分から自然に湧き出ている
やりたい、好き、大切にしたい
どうしても譲れない、熱くなってしまう
そういうものたち。

私にもあったんだー、って感じです。



これって、

子どもたちには
当たり前にあるし
小さい時ほど出せています。

でも、

環境によっては
摘まれてしまう
蓋をせざるを得なくなる

だいぶ多様性、個性の時代と
言われるようになったけど
現状はまだまだと感じる。


自然に溢れている
子どもたちの素晴らしいパワーを
摘まないような社会にしていきたいし


大人になって
自分のやりたいことや
本当に大切にしたいことがわからなくてつらい
「生き生き」を取り戻したいという人にも
伝えていきたい。



自分の人生を生きている

自分を生きている


大人も子どもも
動物も

みんなみんなそんな生き方してほしい。


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