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悲劇のヒロインになってる時。真実はその劇場の外にある。

今週は数名の方とセッションをさせていただき
内容はまったく違うけど、

人って同じところで滞るよなぁ
私たちみんなに共通する大事なところだなぁ

と思いました。
例に漏れず、私もそうだから。


Aさんは、

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旦那さんが子どもの世話もしないでお酒飲んで帰ってくる。
朝も遅くまで寝てるのが本当にいや。
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また、Bさんは、

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職場のみんなと比べると私の力量は4割くらい。
迷惑ばかりかけてる。
みんなできない私に気を遣ってる。
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うまくいかない
なんで私ばかり
どうせ私は
どうせあの人は

誰しもそう思うことはあるんですが、

そうなっているときは、
自分の思い込みで世界を見てしまってるんですよね。


Aさんは、実際、
旦那さんに保育園の支度をお願いしたら
「いいよ」ってやってくれるようになって
まったく見る目が変わったそうです。

《この人はやってくれない人》
《私が言っても聞いてくれない人》

そう思って、そういうアンテナが張ってると
やってくれない姿を見つけるやいなや

「ほらやっぱりそうじゃん」

って定着させてしまうんです。


やっぱりそう、やっぱりそう、、、
を積み重ねると、
もう絶対にそうだと信じ込んでしまう。

その目で世界を見てしまうんですよね。


Bさんにその話をしたら、

確かに、みんながみんな迷惑じゃないかもしれない。
みんな私に優しくしてくれるのに
私が勝手にそう思い込んで
自分で自分を4割に追い込んでいたのかもしれない。


ちょっと視点が変わるだけで
世界の見え方が変わるんですよね。

真実は、その外側にあるんですよね。


これを「自分劇場に入る」っていうんですが、

自分を悲劇のヒロインにして
周りの人や環境を悪にして
その劇場で一人悲嘆に暮れる・・・


よく私も劇場やってしまいますが、

「思い込みかも」
「これは劇場かも」

って
狭めてしまっている視野に気づけるかどうか、
劇場の外にある真実に目を向けられるかどうか

アンテナの張り方一つです。


無意識なので、難しいけれど、
ちょっとそんな目で見ていってほしいなと思います。


真実は、ほんとは温かいんだと私は信じています。


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