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本来の良さを遠慮せず躊躇せず出せたらいいのに

自己紹介でも書きましたが

本来もっているパワーを出してほしい
みんながみんな本領発揮してほしい
出し切れてないなんてもったいない

そんな想いがあり、活動しています。


しかし、

本来もっていて自然に溢れるものであるのに
なぜ出せないのか?

ほんとに、
自分そのまんまで安心していられて
本来の良さを遠慮せず躊躇せず出せたらいいのにって思います。

みんなもっと素晴らしい力をもっている。
「本領」といえるものがある。

なのに、その本領発揮が妨げられている。
本来のパワーの何割かしか出せてないように見える。


それはなぜなのか?


というと、

肩書き
常識
暗黙のルール

それらが大きいと思っています。


それは

仕事や役割や動き方をわかりやすく示し
また多くの人と共生するためにも必要で

自分の行動基準みたいなものになっています。


必要ではある、
でもこれがあるせいで

自分を出せない!
自分らしくいられない!

みたいな葛藤も生じてしまう。


私も「教員」という肩書き、暗黙のルールやその常識の中で生きていました。

教員としてやるべきことをしっかりやらなくては
教員の名に恥じぬように

それで無理しすぎて自分を崩壊させてしまったわけです。

書いてみて、よりはっきりわかりました。
どんだけ「教員」に縛られていたことか。


教員としてだけでなく
母親として、社会人として、
ちゃんとした人であろうとしすぎていた私は

その肩書きや暗黙のもの
そっちに自分を寄せていこうとしてしまうんです。


組織のせいで、へんな常識があるせいで、

 自分を出せない!
 自分らしくいられない!

って思いもあるけど

私自身がそっちに寄せてしまう体質でもありました。

体質なので、簡単に変わるものではありません。


だから

退職して、今度こそ本当の自分で自分らしく生きていこうとしても
なかなか「自分」を軸にして進んでいくことが難しかった。

自分じゃない何かに寄りかかっていないと不安
というのもありましたね。


こんな自分で大丈夫だろうか?
こんなこと言って変に思われないかな?


でもそうすると、また他人軸になってる感覚で
すごく心地悪い。


今度こそ、誰かに気をつかったり、周りの目を気にしたり
周りに寄せている自分ではいたくない!


その気持ちがとても強く
そこだけは譲りたくありませんでした。


そんな葛藤や試行錯誤を経て
やっと自分を軸に立ち
そして行動を続けられるようになってきた私が言えるのは、

周りや組織に寄せない人であり続けるためには

「自分の足元に根をしっかり張る」ことです。


「根」とは

自分が本当に大切にしたいことだったり
自分が本当にやりたいことだったり
自分が本当に目指したいビジョンだったり

自分が本当にこの人生で時間をかけてやりたいこと。

それを自分のすべての言動の根っこに据えることです。


だってそうですよね、

自分にとって大切じゃないことに人生を費やしている感じって
すごく心地悪い。


でもじゃあ、今から自分を軸にして始めよう!
と思っても簡単にできるもんじゃない。

私も何度も「今度こそ」と思って
新しい自分で人生をやり直す気持ちで新たなスタートを切るけれど
なかなか寄せてしまう体質は変えられない。

組織や常識や周りに合わせて
自分を縮こませて、可動域を狭めて、無難にやって、

そんな自分にまた嫌気がさして・・・

そんなところをぐるぐるしていました。


新たなスタートは、芽を出すところからじゃなかった。

「根」をしっかりと張るところから。


自分が本当にこの人生で時間をかけてやりたいこと


その自分自身の「根っこ」を
何があっても動じないくらいのものをしっかり掴むところから。

その目に見えないところこそが
自分らしく生き生きやっていくために大事なんだとわかりました。


いや、でも、

自分の「根っこ」もよく見てきたはずなんだけど・・・

という方もいらっしゃるかもしれません。

私がやってきた
「根っこの見つけ方」「根っこの育み方」というのもあるので
また綴っていきたいと思います!




こんな感じで
大切にしたいことに、しっかりと時間と労力を注ぎ
自分のためにも、社会のためにも
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