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これからの教育を考える。

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元教員で、フリースクールと学校のハイブリッド登校をする小学生を持つ母が、教育を考え続けています。現在活動中の「教育で繋がる会」「ぐんま教育キャラバン」のイベント告知や開催報告も載…
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#登校しぶり

「大人の都合」が挟まると「ありのまま」が保障されない

今朝、「行ってきます」と家を出た小1息子が、 「やっぱり行きたくない」と戻ってきた。 そして15分ほど家で過ごして、 私と手を繋ぎ、また学校に向かっていった。 その15分が、たまらなく愛おしい時間でした。 いい時間だったというよりも、 悲しみも悔しさもごめんねもかわいいも大好きも いろんな私の感情がありながら、 そこにただ息子が息子でいてくれて それを振り返ったら泣けてきた。 息子が息子でいてくれること。 それをそばで見られていること。 これ以上何もいらないじゃな

教育への想いシェア会を開催しました!

多様性が大事。 それはわかってるけど、ずーっと、 多様ではなく画一な世界観で生きてきた私なので、 それを自分に馴染ませることに苦労しました。 いや、まだ苦労しています。 息子がドレスで登園してたのも 娘が学校に行かない選択をしたのも 今でこそ、 それぞれの中から湧き出るものが素晴らしい そう思えるようになったけど、 本当にそんなことして大丈夫? 白い目で見られない? 迷惑かけない? 将来に支障ない? そんな自分の中の反論と戦いながら、でした。 でもやっぱり、 こ

学校への希望と絶望

一昨日かな、 娘の話を聞いて、感情が荒ぶって、 もう学校が嫌い!ってなりました。私が。笑 私は元教員で、 小3娘が登校しぶりからフリースクール×学校のハイブリッドしていて、 学校教育今のままではいかんだろうということから始まり、 でもここ2年学校とやり取りしてきて すごく学校も変化してるし娘のためにと考えてくれてるのを感じ、 あとほんの少し、掛け違えたボタンに気づきさえすれば 娘が行きたい学校になるはず。 学校に希望はある! そんなふうに思っていました。 だから、

学校に行く、一番の動機になるもの。

金曜日。 今日は小3娘はフリースクール。 小1息子は学校。 娘はルンルンで準備。 一緒に朝ごはん食べながら聞いてみた。 私:やっぱりフリースクールだと、行きたい!の気持ちなんだね。 娘:うん!そうだよーー!! まあでも、昨日の学校の話も聞いてると、 宿題もちゃんと提出できて、相談室も上手く利用しつつ、 理科の種まきを遅れたけどやって、思っていたテストも実施され、 なんだかんだ思うようにいったらしい。 そして弟だ。 姉がルンルンでフリースクールに行くのを見て、 どうす

みんなが行きたくて仕方ない学校って、あるかな?

私は、2021年に「教育への想いシェア会」を始めました。 この会の背景としては、 学校に行けない・行かない、いわゆる不登校の子たちの居場所や学びの場が少なかった2年前、このままでいいのだろうか?と同じように悩んだり考えたりしている方と繋がり、語らう場が欲しかったというのがあります。 そしてこの2年の間で、そのような子たちの居場所が増え、認知されるようになり、また、出席認定もされるようになりました。 学校も教育委員会も、世の中も、時代に合わせて変化していったのです!

我が子の完璧主義は、私が育ててしまった

今日は朝から登校していった子どもたち! と言っても、スッキリしたものではありませんでした。 昨日はこんな感じで・・・ 給食まで家にいて、2人して目一杯遊んでいました。 私たち夫婦もフリーランスで自宅にいるとは言え、 全部に付き合ってはいられなくて、どうしたもんかなと思っています。 でも、話の流れで、翌日(今日のこと)は朝から行くってことになっていました。 そして今朝。 いい調子で、2人ともご飯を食べて、準備していました。 娘は、珍しいことに、鉛筆も全部削って 「

大人も子どもも、自分らしさを最大限に活かしたい!

私は元小学校教員、小3小1の2児の母、現在はフリーで教育や子育て、生き方働き方について発信したりWSやお話会を開催したりしています。 3年前に、夫婦ともに脱サラして、首都圏のマンションを売却して田舎移住、そして二人とも起業。 また、我が子はフリースクール×学校のハイブリッド登校を採用中。 これだけ見ると、何にも囚われず自分らしく生きているように見えるかもしれませんが、まだまだ途上で、日々迷い葛藤しながら暮らしています🏠 私は教員を続けることができなくなり、人生の岐路に立

すべての子どもが自分らしくいられる学校に。

GW明け、 フリースクールには元気に行ったものの 翌日からの学校には意欲が湧かず、 3日連続で給食から登校の小3娘。 今日も元気に来ましたよーと 教頭先生に言われた。 見守ってもらえて本当にありがたい。 周りから見たら元気よく ニコニコしてるかもしれない。 でもきっと彼女の心の中で 渦巻いている何かがある。 そのことを 誰がどれだけ理解してくれてるのかは まだわからない。 甘え、怠け、過保護、過干渉、 親子でどんなふうに思われているのか 不安になることもある。。

「みんなと違う私」に誇りをもてる社会に!

もう我慢できずに、始めます! 私の目標はやっぱり「教育」で、 大人が自分らしく生きることが当たり前になれば 子どもたちが自分らしくいられるようになる そう思っています。 教育環境をつくっている「大人」こそが どう生きるか、どう存在するか、 そこが大事なんだ! それは変わらないのだけれど、 その順番で行くと「教育」までには程遠い。 自分で決めておきながら、 もどかしくなってきました。 というのも、 4月はまだ新しい環境を楽しみに通っていた子どもたちだったけど、

不確実な時代を生き抜く力とは。今日も登校をしぶった娘から学んだ。

登校しぶりネタが続いています。 毎日向き合っています。 小3娘、今日も登校しぶり。 やっぱり1回休んじゃうと行きづらいんだよね。 友達に「なんで休んだの?」って言われるのが嫌だと言ってた。 それを言う気持ちもわかるし、言われて嫌なのもわかる。 でも今日は、また別の言葉が出てきた。 「自分が情けないんだよ・・・」 そうだったんだ。 それ以上は深く突っ込まなかったけど、 その気持ちも痛いくらいわかる。 たぶん、になるけど、 みんなと同じようにできない自分を、 なんで私は

子どもの自立と親の自立。

今日は月曜日。 フリースクール×学校という通い方をしてる小3娘と、小学校入学したばかりの息子、 どんな新学期スタートになるのかと心配していた私を、いい意味で裏切ってくれて、 先週は毎日朝から登校した2人でした。 しかもすんなり。そして楽しく。 1年生は給食が始まらないので毎日お弁当を持って学童。私は私で1週間乗り切った〜と思ってました。 そして土日が明けての今日、 息子がぐずりました。 私は期待が大きかったのかな、 うまく受け止めきれませんでした。 行くように促す

教育への想い、希望、行動

運動会を2日後に控えた今日、お休みした娘。 運動会のダンスに燃えてて 家ではあの曲かけて〜って 夢中になって何度も踊ってる。 でも、だからって学校は行きたくなくて、 なんなら運動会も出たくない?らしく どうなることやら、な我が家。 毎日ドタバタです😅 ありがたいことに、近くにオルタナティブ・フリースクールがあり、 娘の力を伸ばしてもらえていますが、 送り迎えやら金銭面やら いろいろあるわけで 問題なし!というわけでもない。 それを選べた我が家はまだいい方で ものす

【YouTube配信】子どもを真ん中に置いたとき、大人としてどう在るべきか

今日はYouTubeのご紹介です。 私は元教員でもあり、 娘が不登校気味でもあることから、 教育をみんなで考えて、もっと良くしていこうと思い、「教育で繋がる会」をつくりました。 その活動の一つとして 教育について語るYouTube配信をしています。 今回は、市議会議員さんをゲストに迎えお話していったのですが、 やはり話の中心は、 ======= 大人がどう在るか ======= ということ。 動画の中でも言っているのですが、 子どもたちは伸びる力を持っている