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夜明け前に意識した [缶詰45日目]

 ようやく明日に宣言が解除される見込み。4月上旬から5月末まで非日常を過ごすことになった自分は何を考えていたか。未来の私が振り返ったときに読んでほしい。

 宣言が出てばかりの頃は、いきなり出された課題の大変さに頭がパンクし、世の中の慌ただしさのままに感情が揺さぶらていた。しかし、一度その体験をするとコツやサボりポイントを見つけ、徐々に心に余裕のある生活にシフトした。

 こもりだして二週間後、ジョブズの言葉に感銘を受け、前からやってみたかった「書くこと」を"note"で始めた。



 これまで書いてきて一番気持ちが乗るのは、自分の感情を書くこと。多くのフォロワーを抱える書き手のような、特別なことを成し遂げていない自分であっても、自分の気持ちは自分の頭の中にしかない。たびたび今日書くことがないことや、無理にやったことを投稿してみたりもしたが、書くまでのスピード感が違う。

 承認欲求がわかないのが"note"のいいところ。twitterの短文でバズるために試行錯誤するより、自分の赴くままに書いていける"note"の方が日常のいち出来事として捉えやすい。


 ただ、これまで書いてきて自分が成長できたかというとそうでもない。もちろん書くことにたいする億劫さはなくなったものの、何のために書いているか、なぜ書いているかを尋ねられると答えられない。好きなんだったらもっと時間をかけて、オリジナルの記事を出そうとするはずなのだが。

 自分とはなんだ、自分は何がしたいの。結局そんな問いに帰着する。一番難しい問いから避けるように日々を生きているように感じる。

 そうだ、明日から「私の問い」について真剣に"note"で書き記していこう。新たな宣言をここで行う。この宣言が解除されるころには、果たして自分の成長を感じられるだろうか。

 自分に対する問いも自分にしかできないことだ。



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