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海外留学のためのTOEFL勉強法

TOEFLの勉強の仕方については検索すると様々な記事がありますが、一応自分がやっていた勉強のやり方を書いておこうと思います。ちなみによく言われることですが、自分は英会話は二の次でスコアメイクを目的としていたので、勉強の色が強い気がします。

留学のためのTOEFLの概要はこちら。

1. 使った教材

上記の概要の記事で、元々の英語力を晒しました。帰国子女だったり、海外経験が豊富だったりということはなく、ずっと日本で生活していましたが、受験ではまあまあ頑張って勉強したという感じです。やはり特に大学受験である程度勉強したので、以前に塾のバイトで作った参考書の参考を載せます。

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かなり多く見えますが、相当やり込んだものからざっと適当にやったものまで混ざっているので、あまり気にしないでください。大学受験なのでTOEFL向けの教材はありませんが、速読英単語のシャドーイングはかなり英語力の向上に寄与したと思います。特にリーディングのスピードが上がり、リスニングも基本が少しできたと思います。

TOEFLのために使用した教材はTOEFL英単語3800TPOの過去問のみです。これを1年かけてひたすらやりました。前回も書きましたが、過去問すら買っていません。TPOを信じてやりまくりましょう。

TOEFL英単語3800は、過去問を初めて解いた際に単語が分からな過ぎて、分からなかった単語をすべて拾っていくのは効率が悪そうだと思い購入しました。やってみると何となく分かりますが、頻出単語っぽいものがあります。感覚的にはPart3まではやるとお得、Part4は得なのか分からないという印象です。
紙の単語帳は色々使い勝手が悪かったのでmikanという英単語アプリでTOEFL英単語3800を購入して高速で回すのがおすすめです。

TPOとは、TOEFL Practice Onlineの略で、主にTOEFLの過去問が大量に乗っている中国のサイトの事を指します。どうやって使えるようになるのかは他のサイトなど参照してみてください。「TOEFL TPO kmf」とかググると出てくると思われます。

2. 勉強計画・記録

TOEFLに限らず、勉強の肝は計画と記録ではないかと思います。こちらのサイトで、Reading100問、Listening200問解けば100点超えるとか、どっかの他のサイトではスコアを20点あげるには400時間(くらいだった気がする)勉強すればいいとか、やる量はだいたい目安があります。単純にやれば点数が上がります。

まず過去問を少し解いてみて何となく自分の実力を把握したら、どれくらいの勉強をするか計算して計画を立てたらいいと思います。最終的な目標の点数(長期目標)、1~3か月くらいの点数の目標(中期目標)、1週間~1か月単位の勉強の目標(短期目標)と、目標を刻んで、勉強内容を短期目標として決めるのがいいと思います。

例えば自分の場合は、何月までにリーディング5年分、リスニングを1周、単語3周、などと決めて1週間にいくつやればいいか計算して計画を立てました。そして当然計画通りにはいかないので、予定が崩れるたびに計画を修正していきました。

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まあまあ順調に勉強できているときの予定と記録

まめさんのサイトではひたすらやれ!勉強しろ!みたいに書いてある気がしますが、その通りだと思います。そのためには予定と記録をちまちま付けながら継続するのが重要だと思います。特に、Listeningはやってもやってもスコアが上がる感覚が無いので、記録を付けて長期的な成長を確認する、表を埋めていくこと、予定をクリアすること自体を楽しみ勉強をゲーム化することが必要です。

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リスニングの点数表と点数の変遷、かすかに上昇しています

ちなみに自分の場合、リスニングは復習込みで過去問1年分に60~90分かかっていたので、1周目は50回分で50~75時間の勉強をしたことになります。グラフを見て分かるように75時間勉強しても2,3点上がってるかな?というくらい。実感として成長しているのを感じるのも難しいので、工夫が必要です。

TPOの解いた量は、Reading18年分、Listening50年分(2周目は18年まで)、Writing8年分、Speaking20年分くらいやっています。WritingとSpeakingは復習とか難しいので、正直質はあまりよくできなかったと思います。また、どうせReadingとListeningで勝負だと思っていたので、これらは1か月前くらいからやる程度で、そんなに計画とかもありませんでした。自分はまめさんのサイトと同様に、TOEFLの点だけまず取れればいいと考えたので手を抜いたのもあります。

3. 各分野勉強方法

計画と記録を付けて勉強時間を確保できるようになったら、あとは質を高めていくだけです。自分のやり方が効率的かは分かりませんが、書いておきます。

Reading
時間内に解く→解答をざっと見る→DeepLにコピペして和訳と比べながら精読、weblioで単語調べる→問題の正誤を検討
という流れでやっていました。リーディングは大学受験の勉強をやっていた人は単語だけ入れて解きまくればいいと思います。自分はDeepLで比べながらしっかり復習するように意識していました。

Listening
時間内に解く→解答をざっと見る→精読、単語調べる→問題の正誤を検討→シャドーイング
リーディングにプラスでシャドーイングしてる感じでした。ひたすらこれを回しまくっていました。TOEFLはリスニングが全てだなと感じました。1周目が終わるころには最初の方の問題を忘れているので、2周3周しても全然いいと思います。

Writing
過去問解く→grammalyにコピペ、言いたかった表現調べる
正直あまりやっていないので何とも言えませんがこんな感じです。過去問を始める前にテンプレートを調べてそれを使う練習と言う感じでした。スコアも最初の方が良かったりもしたのでよく分かりません。いっぱい単語書くといい説とか色々ありましたが、自分の場合は薄い内容を伸ばすより体験に基づいてちょっと考えて書いた回が一番点数良かったです。

Speaking
過去問解く(TPOで時間を計ってその場でしゃべる)→言いたかった表現を調べて解答を作り直す→もう一度解く(しゃべる)
こちらもライティング同様、テンプレートを調べてそれを使う練習をしていました。ネタとかもちょっと用意したりしました。

また、こちらのサイトで、遅めに入室して他の人のスピーキングを聞くみたいな技があり、本番で自分もやってみました。"manager","employer"という単語が聞こえたので、マネージャーが職員の管理をした方が仕事の効率上がるよ、みたいな原稿を書いておきました。するとマネージャーと職員は仲良くした方がいいか?みたいなお題で、仲良くすると仕事の効率上がるよ、という風に、書いた原稿を少し改変して対応できました。フリートーク(?)の問題が一番苦手だったので、それで乗り切り21点になりました。スピーキングは難しいですね。


振り返ってみるとそんなに詳しく書くこともありませんでしたが、とにかくTPOを解きまくる、そのために予定と記録で管理を頑張る、という感じでした。TPOで過去問が50年分も手に入るので、使わない手はないです。TOEFLは情報がたくさんネットに落ちてるので、調べながら勉強しましょう。

この記事が参考になれば幸いです。

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