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長期目標を達成し、未来を切り拓くための究極の方法がここに。『ロングゲーム』で学ぶ、成功への道。

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つねに何かに追われ、焦っている。
そんな悩みを抱えてはいませんか?

自分に余裕を持って、何か大きな目標を達成したいと考えているなら、長期的な思考を身につけることが必要です。

実際にロングゲームを読みましたが、長い目標をたてるノウハウやテクニックが細かく紹介されてます。

おかげで、目の前の出来事に左右されない意思の強さを学び、長期目標に向かう高いモチベーションを手に入れることができました。

そこで今回は、重要な点をピックアップし、わかりやすくまとめて解説します。

今回の記事でわかること


時間に余裕を作る重要なこと
長期思考に必要な4つの要素
失敗との向き合い方



パート1 余白

余白ができない、忙しい理由

忙しさとは、「自分は価値ある存在だ」と思う気持ちにあると筆者は述べてます。

なぜなら、休む暇なく働いてる状態は「人に求められてる証拠だ」と思い込むからです。

確かに、何もかもぶっ通しで働く人を見ると、忙しそうな人だなと感じますよね。

さらに、忙しさには現実を見なくて済む、というインセンティブ(報酬)のような働きもあります。

なぜなら、向き合いたくない質問に答える必要がなくなるからです。

まるで麻酔のような働きで、むしろ忙しくしたいとも言えます。

2つの余白の作り方

1.大切な予定は先に書く
まず、重要でないものを排除するために、1番大切な予定は真っ先にカレンダーに書きます。

先に必要な予定を入れることで、ムダなものが明確になり、工夫し達成に向かって行動し始めます。

例えば、「7月は丸々休む」と予定を入れたとする。「それまでには前もって仕事を終わらせる。そのためには…」と、視野を広げて考えるようになります。

ポジティブな予定だと、ストレスを感じにくく目標達成が高まる点がポイントです。

2.自分に“できないこと”を認める
相手にしっかり「ノー」と言うことで、やれることに集中できるようになります。

まずは、やれないことを認め、何もかも引き受けてしまうような、凡庸な人間になってはいけません。

もし、「ノー」とはっきり言えない人は、「自分にそれをしてほしい理由」を相手に訪ねてみましょう。
この質問によって、25%の人はたいてい引き下がるのでのでおすすめな方法です。

パート2 集中

10年単位で考える

ジェフ・ベゾスの2011年「ワイアード」誌のインタビューで語った一文を引用します。

3年単位の目標ばかり追っていると、たくさんのライバルと闘わなければならない。(中略)時間軸を伸ばすだけで、短期では達成できないような大きな目標にとりくめるようになる

本書224ページより

ベゾスの言葉のように7年目標をたてるだけでライバルが一気に減ります。

人は1日でできることを大きく見積もり、1年でできることをとても小さく見積もる生き物です。

明日の予定はパンパンに入れるのに、1年の予定はうまくいかないものですよね?

だからこそ、目標設定の時間単位は超長期でたてましょう。

集中するには4つのサイクルがある

1.学ぶ
自分が目指す領域の知識を集め、学び、自分のものにする。
⚠「学ぶ」ことそれ自体は収益を生まないことに注意しましょう

2.創造する
自分の創造力を発揮して世の中にシェアする。
さらに、その分野に貢献する。

3.繋がる
自分と同じ領域の人と繋がり、そのコミュニティの中で貢献する。

4.収穫する
自分の領域で努力した成果を楽しむ。

パート3 信念

“戦略的忍耐”という考え方

自分の領域で認められるには、少なくとも2,3年はかかると考えておく。

なぜなら、あなたの進む道はライバルの少ない長期的な領域。真っ赤な海ではなく、争いのないキレイなブルーオーシャンです。
だからこそ、誰も通らない長い道のりを通らなければなりません。これを“戦略的忍耐”と言う。

失敗を実験と考える

白熱電球を発明した、トーマス・エジソンの言葉を引用します。

私は失敗したことがない。
ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。

トーマス・エジソン

目標に到達する道は1つではなく、複数の道を想定しましょう。

なぜなら、1度失敗しただけで目標に到達できないと、決めるには早すぎるからだ。

エジソンのような世の中を変えるほどの大発明でなくても、小さな挑戦を何度も試すことでしか、大きな目標を達成することはできません。

ロングゲームを操る3つの鍵

1.独立心
自分のイメージや目標に忠実になること。
そして、自分の評価基準をもつこと。

「ほかの人からどう見られようと関係ない。自分はこれに賭けることに決めた。そのために必要な努力をする。」

本書254ページより

2.好奇心
自分のやりたいことのヒントは好奇心にある。
「自分の自由な時間は一体何に使っているのだろうか」と自分自身の質問するとやりたいことのヒントが見つかります。

3.立ち直る力(レジレンス)
目標は1つでも、プランA(B,C,D…)と予め用意しておこう。

成功の鍵は打席に立つ回数と、バットを振る回数だと著者は述べています。

研究者のように実験を何度も試す折れない心が大切です。

まとめ:ロングゲームを意識して長期的な目標をたてよう

長期目標をたてるためのポイント

  • 大切なことを明確にし、「ノー」ということで余白を作る

  • 10年単位で考え、学び〜収穫までのサイクルを意識する

  • 失敗は実験と考え、小さく何度も試す

上記の内容を前提に考えることで、現状の犠牲者にならず、理想の未来を実現できます。

本書ではさらに細かいテクニックなども紹介されてます。
一度手にとって読んでみてはいかがでしょう。

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