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憧れをその手に。

昔から勉強は中の上だった。
言われたことを覚え、こなす能力には自信があった。
中学校の内申点は36。
短所はないけど長所もないという典型的な人間の出来上がりだ。

学生時代に唯一どう頑張っても成果の出ない科目があった。
そう、「美術
美術だけは、どれだけテストでいい点を取っても内申点は3だった。
(テストは50点満点中46点とか47点とか取っているにも関わらず…。)

美術の先生に、どうしたら内申点を上げられますか?
テストでいい点を取ったら4が取れるでしょうか?
と聞いたら衝撃的な答えが。。。


大塚くんは、作品の点数が無さすぎます、、、。
美術という科目は作品の点数が他の科目よりも配点が高いです。
こればかりは、、、仕方ありません。

つまるところ、
人から教えてもらってできる単純なことには一定の成果を出せるが、
0から1を生み出すという行為が苦手で仕方がなかった。




時は経ち大学生時代。
服に目覚め、コーヒーに目覚め、周りには感度の高い人(=いわゆるおしゃれな人)が増えた。
どうやら彼らの中の一部には、自分の感性を磨くために美術館に行っているらしい。
なるほど、昔から作品を作る力は無かったけど、作品を味わうことは好きだった。
久しぶりの美術館。あえて説明は読まず、自分の持っている言葉で表現をしようとする。自分なりに表現できたこともあれば、表現をする言葉が見つからず、ただ茫然としていることもしばしば。


芸術には自分を凌駕する圧倒的なものもあることを学んだ。


美術館で学んだことをもっと日常に落とし込んでみると、
身の回りのはありとあらゆる広告があり、そこにはデザインがある。
デザインによって人は惹きつけられ、魅了される。
ターゲットは?伝えたいことは?キーポイントは?
など一つのデザインからいろんなことを自分なりに読み解くという行為が楽しいことに気づいた。

そして、ある思いが出てきた。


デザインを学んでみたい。
人を惹きつけるようなデザインが作ってみたい。


そこで、年末年始休暇のタイミングでUdemyに登録をし、
初心者デザインコースを学ぶことにした。

デザインがどういう構造で成り立っているのか、
どうやってデザインは形作られているのか、
自分が苦手としていた、0から1を生み出すという行為を
主体的にやりたい!!!!と思えるのはなかなかない。

また、このタイミングで、自身の活動をアピールする告知デザインを作ることになった。

自分の思考を言語化するのはこの一年でかなり磨かれた。
今度はそれをデザインに落とし込む。

合うか合わないか/仕事になるかならないか/お金になるかならないかなど
考えている暇はない。
周りは年末に休んでいる。
でも僕は動かす。休むのは疲れた時でいい。
今は体力が有り余っているから。今動く。


2023年、いいスタートが切れそうだ。

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