「男性」「女性」という”言葉の日常化”から紐解く真意について…
昨日のニュースを見ていて、ある疑問が頭をふとよぎった…
それがタイトルにもある通り「男性」「女性」の言葉の定義である。
そして、疑問を生むキッカケになった部分として…
「70歳の女性」アーティストによる作品が…と続く報道内容の「70歳の”女性”」というフレーズ部分である。
そもそも、「女性」や「男性」という言葉は日常的によく見たり、耳にしたりする言葉であるがその真意、つまり『定義』について疑問を抱くことは、たぶんほとんどの人が(私の偏見)しないだろう。
これは「私個人の意見」であるが、日常的に見たり、聞いたりする言葉ほどあまり気にもしない。個人の思い込みにより言葉の意味を正当化させ、それが日常化してしまうからだ。つまり、誰でも知っているからこそ、その言葉を知った気になっててしまうのだと思う。けれども、難しい言葉や初めて知る言葉などはそれについて調べようとする。これは、全くしらないから調べようという単なる動機の場合もあるが、曖昧気味に認知していても、たぶんあっているという個々の思い込みを正当化しにくい部分があるからだと思う。
…という個人的な意見があるのにもかかわらず、昨日はふと疑問を抱き調べたのであった。
そもそも、「女性」や「男性」という言葉は生物的な「雄と雌」の区別の観点から、世の中の人すべてに使うものだけだと思っていた。
けれども、ニュースなどで耳にする「12歳の少女が…」だったり「15歳の少年が…」という報道をよく耳にするため「70歳の女性」というフレーズに違和感を感じてしまったのだ。
「なぜ女性というひとつの言い方で統一しないのか?」と…
そこで調べたところ、この「女性」という言い方には ”二つの意味” があるらしい。
・一つ目が「社会的な女性」という意味
・二つ目が「生物学的な女性」という意味
まず、社会的な女性の意味として…「一般的に女性とは成人した女の子を指して、日本では十代までを「女の子」「女子」、二十歳を超えたら女性」と呼ぶのが一般的であるらしい。
・1 ~19歳「女の子」「女子」
・1 ~6歳「幼女」
・7 ~19歳「少女」
・20歳 ~「女性」「婦人」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B3%E6%80%A7
また、「生物学的な女性」という意味の方は…「一般的な動物のメスに相当する。生物学的には女性性の根拠は、まず女性外性器および内性器に求められる。出生時に女性外性器の存在が確認されたヒトは、女性であるものと認められる。」という意味であるらしい。
これは、「男性」という言葉でも同様に置き換えられる。
◎まとめると…今回ふとした疑問から調べたことによって、疑問が解決したと同時に納得した。今回のように本当の真意を知らない言葉はたくさんあると思う。だからこそ、文字や言葉、そして言語は奥が深くて面白い。(私は文系ではなく理系学生です)
こんな感じで「言葉の知識論」についてnoteを書くのは初めてですが、これからも様々な言葉について書いていこうと思います。
それではまた…
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