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#北原白秋
表徴の帝国【ブラッドベリ1000日チャレンジ#0138】
【短編小説】洞ばなし/河﨑秋子 △
もうすぐ7歳になる女の子の話。前回の「泣くのにいちばんいい時間」とは非常に対照的な内容で、女の子が洞に飲み込まれていく、ホラー的なストーリーで、正直後味が悪い。洞とホラ(嘘)をかけているのだろうが、女の子が嘘をつきながら、母親の宝石を盗み出さなければならない理由がわからなかった。
【詩・俳句・短歌・歌詞】焚火/北原白秋 ○
最近ではキャンプ以外で、焚火をするこ
人工的知性は人間を乗り越えるのか?【ブラッドベリ1000日チャレンジ#0137】
【短編小説】泣くのにいちばんいい時間/川上弘美 ◎
十歳の女の子が主人公で、漢字の表記も含め、年齢らしい思考がとても気持ちヨイ物語。登場人物のキャラクターの描き方も巧みなので、ちゃんと読み手の頭に思い浮かべられ、生き生きと動いてくれる。自分と性別も年齢も違っているから、共感というよりも納得感の強いストーリーテリングであった。
【詩・俳句・短歌・歌詞】他ト我/北原白秋 ○
前回と同じ北原白秋の詩。
何故ビール樽をころがすのか【ブラッドベリ1000日チャレンジ#0136】
【短編小説】#コロナウ/金原ひとみ △
タイトルの通り、コロナ禍にある人々を描いた作品。こんなにみんな不倫するのかなぁ、というくらい不倫だらけである。括弧書きの会話文だけの箇所が多く、今現在を描写している感じはあるが、とても理解しづらかった。また子どもも、とてもませていて、あまりリアリティーを感じなかった。トレンドを追いすぎなのではないか。
【詩・俳句・短歌・歌詞】ビール樽/北原白秋 ○
これも
言葉によって月から地球を見る【ブラッドベリ1000日チャレンジ#0114】
【短編小説】十二面体関係/円城塔 △
20人の登場人物が、名前と番号とともに、10行程度で説明されるという独特な文章。小説というよりは、調書のよう。なので感情移入もできないし、一人の人物を三名がそれぞれ殺したと証言するなど、合理性も整合性もない内容である。今回も読むのが苦痛だった。
【詩・俳句・短歌・歌詞】月から見た地球/北原白秋 ○
自分なりに、言葉を丁寧に追っても、あまり像が結ばなかった。私