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#三好達治
昨日はどこにもありません【ブラッドベリ1000日チャレンジ#0143】
【短編小説】旅の熱/高山羽根子 △
小説、ストーリーというより旅のエッセー、日記のような文章。一人称形式で書かれているが、私も僕も出てこないこともあり、人の顔が浮かび上がってこない。時間軸もあちこち行ってしまうし、淡々とした書き方で、体温や熱も感じられなかた。せっかく読んでいるのだから、ほんの少しでも心ない動く箇所があるとよかった。
【詩・俳句・短歌・歌詞】昨日はどこにもありません/三好達治 ○
ああ、ヨットのようだ【ブラッドベリ1000日チャレンジ#0134】
【短編小説】ポケットのなか/角田光代 ◎
10年近くかけて「だいじょうぶ」という信頼感を夫婦で築いたが、ほんのささいな出来事から離婚に至ることに。そんなことでと思う反面、自分の妻との付き合いも20年以上になるなかで、実際に変化したり、ずれのようなものを感じることもあり、妙な納得感があった。小説に書かれていたが、私たちは、得たいの知れないものを抱えているのだ。
【詩・俳句・短歌・歌詞】土/三好達治
蟹がひとりで何か呟いている【ブラッドベリ1000日チャレンジ#0133】
【短編小説】悪い春 202X/恩田陸 ○
コロナ禍が色温く反映された内容であった。以前読んだ「悪い春」の続編的な立ち位置だとは思うが、やはりメッセージがなく、ちょっとした落ちだけがあった感じ。そのため、結局、何で読んだんだろうという気分に、させられてしまうのが残念だった。
【詩・俳句・短歌・歌詞】蟹/三好達治 ◎
樋をのぼる蟹と入道雲との対比、ミクロからマクロへの視点の移動が、とても気持ちよかっ
いかにうまく忘れるか【ブラッドベリ1000日チャレンジ#0123】
【短編小説】人生リングアウト/樋口毅宏 ○
文章のテンポもよく、短編ながら登場人物のそれぞれの物語を織り交ぜ、小気味よく読ませてもらった。一方で、怪我の表現がさらっと言葉だけという印象もあり、リアリティーを感じられなかったと思う。それでも、私自身はプロレス好きなので、感情移入をしないで読むのは難しかった。
【詩・俳句・短歌・歌詞】乳母車/三好達治 ○
何度か読んで、詩の全体像がイメージできなかっ