大きな一歩

  

 時間が過ぎていくのは、本当に早い。大怪我をした3月15日。あれからもう4ヶ月が過ぎた。頭が真っ白になり、泣いて、人生のどん底かと思うような日から、気がつくと4ヶ月が過ぎ、怪我をした日の気持ちすらも忘れそうになっている。人は忘れやすい生き物だ。僕は、その時々の気持ちを忘れないようにnoteを書いている。

 退院して2ヶ月が過ぎた。この2ヶ月間はリハビリのメニューもほぼ変わることなく、走れない、常に装具は付けたまま、特に変わった事も無く普通の日々を過ごしていた。なので、正直noteを書く題材が無かったのだ。でも、退院して2ヶ月(術後3ヶ月目)を過ぎて大きな変化があった。

 術後3ヶ月が過ぎ、ついに走ることが出来るようになった。怪我をした日から4ヶ月間、一回も走れなかった。それがやっと走れるようになった。走れると言っても早歩き程度のスピードでジョギングだが、これがどんなに心が踊って嬉しいことか。走る前は、4ヶ月間走れなかったし、また切れたらという恐怖心も少しあったがすぐにそんな気持ちはなくなった。走れることがこんなにも嬉しく感じたのは初めてだ。自分の中で大きな一歩を踏み出せた。

 先日、練習場に行った。サッカーをしているチームメイトを見て、やっぱりサッカーいいな!したいな!そんな気持ちが更に増し、自分のリハビリに活力を与えてくれた。早く復帰してサッカーがしたくてたまらない。その気持ちがあるから、大変なリハビリも頑張れる。まだ治っていないし、神経質になるし、制限も多く、まだまだ復帰までの道のりは長いが前向きに楽しんでいきたい。

 怪我をしてから、色々な人から応援の言葉をいただいた。辛い時の応援の言葉はすごく心が救われた。本当に感謝しています。

 復帰まで後5ヶ月。

 

  

  

 

 

 

 

 



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